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『捜査一課長』内藤剛志、現場では「“おもしろいおじさん”です!」

エンタメ・アイドル 投稿日:2020.04.09 06:00FLASH編集部

『捜査一課長』内藤剛志、現場では「“おもしろいおじさん”です!」

 

 俳優・内藤剛志が「捜査一課長・大岩純一」を演じる『警視庁・捜査一課長2020』(テレビ朝日系)が、4月9日から2年ぶりにスタートする。ドラマのいちばんの名シーンは、毎回、大岩一課長が捜査会議の現場で立ち上がり、捜査員全員に向け「必ず、ホシを挙げる!」と、檄を飛ばす場面だ。

 

 

 都内某所の「大会議室」に写写丸が潜入し、撮影に臨んでいた内藤本人に話を聞いた。

 

「シリーズ自体は10年近くになりますが、僕たち現場は、毎回、新しいモノとしてやっています。

 

 ひとつだけ、座長として気をつけているのは、レギュラー陣とゲストのあいだに距離を作らないこと。10年も同じメンバーで続いている撮影に初めて参加したら、誰だって緊張しますよね。緊張すると、芝居が固くなってしまって、作品の出来に影響してきます。

 

 だから僕は、現場で(金田)明夫ちゃんと一緒にバカやったりして『おもしろいおじさん』になってます(笑)。厳しい表情で『ホシを挙げる!』って言ってますが、ゲストも含めて、皆さん、そんな僕のことを、わかってくれていると思います」

 

 部下へのねぎらいの言葉を忘れない一課長の役柄は、理想の上司といわれることもある。

 

「相手を褒めるなり興味を持つなりして、何かを伝えないと、『この人のために命を張ろう』とは思わないですよね。そのために大岩は、『あのときはありがとうな』とか『あの件、どうした?』みたいな形で話しかけるんです。

 

 そうすることで、相手に『自分は覚えられている』と思ってもらうことが大切。自分の言うことに耳を傾けてほしいなら、先に行動を起こさないと。役としても、僕個人としても、そう思っています」

 

 いまや放送局には、子供からも「一課長様」と宛名が書かれたファンレターが届くほどに。

 

「理想の上司で、父親で、夫。『大岩みたいなやつ、いねえよ』って言う人もいるかもしれません。でも、『ドラマが “希望” を伝えないで、何を伝えるんだ』って思うんです。

 

 この作品を観て、毎日が少しでも希望に満ちたものになって、『楽しいな、人生って生きるに値するものだな』って感じてもらえれば。出演者みんなが、そういう気持ちのもとで演じている。そのことが少しでも伝われば、嬉しいですね」

 


※『警視庁・捜査一課長2020』は4月9日(木)スタート。毎週木曜20時から、テレビ朝日系にて放送

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