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『100日後に死ぬワニ』作者がネットの噂を否定「今も悲しい」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.04.10 06:00 最終更新日:2020.04.10 06:00
話題の漫画『100日後に死ぬワニ』の作者きくちゆうき氏が、4月7日放送の『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)で制作秘話を語った。
きくち氏は2019年12月19日から自身のツイッターとインスタグラムで毎日同作を連載。3月20日に最終回を迎えると、単行本化、映画化、グッズ販売、いきものがかりとのコラボなどが次々と発表されて、ネット上にはさまざまな意見が飛び交った。
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きくち氏は「連載を始めて3日目ぐらいから、いろんなところから『本にしたい』『グッズを作りたい』って」とオファーが殺到したことを明かす。漫画を描きながら1人で対応していたが、昨年の年末、仲間を通じて「マネジメントしたい」という話が来て、そこから漫画に集中できるようになったという。
あまりの依頼の数に「いろいろ決まっちゃって、僕にはどうにもできないパワーがあって」と戸惑いもあったと話す。
きくち氏は、昨年12月4日に東京都西多摩郡の箱根ヶ崎駅の写真を投稿して「約2時間掛けて打ち合わせしてきた」と報告。具体的な打ち合わせ相手が明かされていなかったこともあり、ネットでは、その付近にある電通研究所に行ったとの憶測が飛んだ。
だが、きくち氏は「電通の研究所に行ったんだろうとめちゃくちゃ拡散されちゃって。違うのに」と否定。真相は、「(大型ホームセンターの)ジョイフル本田から『ライブペイントしてください』って」とまったく別案件だったことを明かした。
連載中は「DMで『お前が死ね』みたいなめちゃくちゃ過激なメッセージも来た」と振り返っており、大騒動について「今も悲しい」と心境を告白していた。思わぬ炎上に戸惑いを隠せなかったようだが、本人は愚直に漫画を描いていただけに同情を禁じえない。