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チャゲ「『ふたりの愛ランド』歌詞を変えてと言われた衝撃の理由」

エンタメFLASH編集部
記事投稿日:2016.09.16 20:00 最終更新日:2016.09.26 14:17

チャゲ「『ふたりの愛ランド』歌詞を変えてと言われた衝撃の理由」

 

「部屋の室温を30度以上にして、レンタルビデオで借りた海のイメージ映像をテレビで流しながら作った曲です」

 

 チャゲさんがJALの沖縄キャンペーンソングの依頼を受けたのが真冬だったため、「気分をアゲるため」に真夏のシチュエーションを作ったのだという。

 

「CMソングは15秒勝負といわれていたので、まずはサビから考えまして。『夏 夏 ナツ ナツ ココナッツ』の歌詞とメロディが同時に出来た。

 

 キャッチーだし、ゆっこ(石川優子)とのデュエットする形も見えるし、絶対喜んでもらえるだろうと思ってJALさんに聴いてもらったんですが、『歌詞を変更してほしい。沖縄にココナッツはありません』って(笑)。もうびっくり! 沖縄にココナッツがないなんて知らなかった。

 

 だけど、サビは完璧にハマってるし、ココナッツをバナナに変えるわけにもいかない。なんとか『ココナッツ』を残さなきゃと考え抜いて、思いついた言葉が『ココ夏』。もうガッツポーズですよ。もちろん、JALさんからもOKをいただきました」

 

 最後に、チャゲさんにとって『ふたりの愛ランド』とは?

 

「独り歩きしている曲。今年だけでも10人以上の人とデュエットしています。30年たっても歌い継がれているなんて、作家冥利に尽きますね。当時の僕に言いたい。『30年後もすごいこと
になってるぞ!』ってね(笑)」

 

 

<石川優子とチャゲ『ふたりの愛ランド』>

1984年4月21日発売
作詞:チャゲ・松井五郎 作曲:チャゲ
●売上枚数:43.8万枚(1984年)
●ザ・ベストテン初登場:1984年6月14日7位
●最高位:2位
●連続ランクイン:11週

 

カラオケ・ワンポイント・アドバイス!>

 男性のパートは、出だしがいきなりピークの音から始まります。サビよりもずっと高い音。レッドゾーンからのスタートですが、開き直ってキメましょう。サビの部分は全員で合唱すると盛り上がります。

 

<チャゲ Chage>

 1958年生まれ 58歳 福岡県出身 1979年、チャゲ&飛鳥『ひとり咲き』でデビュー。作曲家として、明石家さんま、西田ひかる、光GENJIなど、多くのアーティストに楽曲を提供。最新アルバム『Another Love Song』発売中。現在、「Chage Live Tour2016~もうひとつのLOVE SONG~」開催中。
 HP http://chage.jp/

(週刊FLASH 2016年9月13日号)

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