爆笑問題「太田光」夫妻は20年以上も猫と一緒に入浴中

「初めて飼ったミニモ（メス）を拾ったとき、まだ子ねこでノミだらけだったんです。そのノミを取るために毎日、お湯につけていたら、自ら入りたがるように。それから20年以上ずっと、一緒にお風呂に入りました」

　こう話すのは、爆笑問題が所属する芸能事務所「タイタン」社長の太田光代さん。

　ミニモとの出会いは25年ほど前。

「拾って保護しましたが、私はもともと鳥好きですし、ミニモは田中（裕二）のところに行く予定でした。ところが、太田（光）が『田中の家に行くと不幸になる』と言い出して家族の一員に。

　当時はまだ新婚でお互い仕事もあまりなく、時間がたくさんあったので、毎日のように一緒にお風呂に入れたんです。太田とお風呂に入っているミニモの写真が残っていますが、気持ちいいみたいで、よくウトウトしていました」

　残念ながら、ミニモは23歳9カ月で天寿を全うした。

　2人にとって、ミニモはどんな存在だったのか。

「やっぱり子供ですよね。ミニモがいなかったら、仕事をしていくうえで夫婦間に失われていくものがあったかもしれない。子供を中心に家族のコミュニケーションがまわっていくように、ミニモ中心の生活でした」

　2人は今、ミニモそっくりの新しいねこ「工藤ちゃん」を大切に飼っている――。

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　昨年12月末に発売され、11万部を超えるヒットとなった『ねこ自身』が、このたび“2匹め”を刊行！　太田光代さんの愛猫「工藤ちゃん」の写真も掲載された『ねこ自身　2匹め』（光文社・740円＋税）はただいまネット書店、全国の書店で発売中です！　

　
PROFILE
おおたみつよ●1964年生まれ。株式会社タイタン代表取締役社長。東京・代官山にペットと飼い主のためのお店「Princess MINIMO」を開店。太田光代と、工藤ちゃんを拾ったイラストライターの326（ナカムラミツル）の共著『太田さんちの工藤ちゃん♪　体重80ｇからの奇跡』（セブン＆アイ出版・1200円＋税）が発売中。