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霊感少女だったIMALUが語る「コックリさん」怪奇現象

エンタメFLASH編集部
記事投稿日:2016.03.25 18:00 最終更新日:2016.03.25 18:00

霊感少女だったIMALUが語る「コックリさん」怪奇現象

 

 父親(明石家さんま)譲りの感性と母親(大竹しのぶ)譲りの美貌。アーティスト、タレントとして大活躍のIMALUさんだが、子供時代は何度も心霊現象に遭遇した霊感体質の持ち主。彼女が語る恐怖体験とは……?

 

「今でこそ怖がりだけど、子供のころはけっこう心霊系が大好きだったんですよ。夏休みの自由研究で、心霊スポットリポートなんて作ってましたからね(笑)。大人になるにつれて鈍くなっていったんですが、私、小さいころは霊感があったほうで。母の家系の女性には霊感が強い人が何人かいたみたいで、その体質を受け継いでたんでしょうね。

 

 物心ついてから中学まで、不思議な現象に遭遇する機会がたまにありました。雛人形の声を聞いたり、火の玉を見たり……。ハワイでは泊まったホテルの部屋で、ちっちゃい兵隊さんを見かけたことも。

 

 そこは戦時中、軍隊の駐屯地だったと後で聞いて、母がびっくりしていたのをよく覚えています。だから、心霊現象って驚きはするけど、なんとなく受け入れてたんですよね。

 

 そんな私を一気に怖がりに変えた出来事が、中学のころの“コックリさん”事件でした。コックリさん自体は小学校時代に何度か経験してて、そのときは『自分は生き霊だ』という霊や、友達のお父さんが『59歳で死ぬ』と予告する霊とか、いろんな霊(?)が出てきましたね(結局、そのお父さんは59歳を過ぎても元気なんですけど)。

 

 中学に上がったぐらいだったかな。友達家族が家に遊びに来て、皆でコックリさんをやろうという話になって。いつものように『あなたは誰ですか』とか質問してると、『明日、海が荒れる』みたいな答えが返ってくるんです。

 

 どうもその霊は漁師さんだったみたい。そのときは普通に盛り上がって、何度かやって終わりました。

 

 次の日から家におかしなことが起こりだしたんです。エアコンのスイッチが点滅したと思ったらジジジとヘンな音が鳴ったり、お皿がいきなり割れたり。家中が映画の『ポルターガイスト』のような感じで……。

 

 あと、私が学校から帰ってくると、知らない人の声で『お帰りなさい』って二階から聞こえる。誰かいるのかなと上に行ってみると、誰もいないんです。とにかく気味が悪くって。

 

 極めつきはイタズラ電話。コックリさんを境に、一日に何回もかかってくるようになりました。多いときは1分おきに一日何十回も。出たらプツッと切れる。日増しに増えて、あまりにひどいから母が電話会社に問い合わせて発信元を調べてもらったら……。

 

 なんと、発信元は母の携帯だったんです! そんなはずない、だって母の携帯は机に置いてて、誰もさわってないのにイタズラ電話はかかってくるんだから。しかも、発信履歴にもまったく残ってない。電源オフでもかかってくるなんてありえない。本当に寒気がした……。

 

 こんな不気味な現象が一週間も続きました。さすがにプロの霊能者を呼んでお祓いしてもらったところ、怪奇現象やイタズラ電話がピタリと止まって。

 

 それ以来決めたんです、コックリさんはもう絶対やらないって。ふざけてやると、私たち自身に害が及ぶ可能性もある。このときはあれですんだけど、もっと恐ろしいことが起こったら? もう二度とやりたくありません」

 

(FLASH+ 2015年12月5日増刊)

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