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田原総一朗氏、「死んでしまえと言えばいい」発言でSNSのコメント欄“2000件超”の大荒れ…「地上波離れ」進行で危惧される“居場所”

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記事投稿日:2025.10.23 21:02 最終更新日:2025.10.23 22:34
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
田原総一朗氏、「死んでしまえと言えばいい」発言でSNSのコメント欄“2000件超”の大荒れ…「地上波離れ」進行で危惧される“居場所”

高市早苗新首相への発言が問題視されている田原総一朗氏

 

 ジャーナリスト田原総一朗氏の“不適切発言”が波紋を広げている。長らく、討論番組の司会を務めてきた田原氏だが、以前から危うさが懸念されていたようだ。

 

 発端となったのは、10月19日の田原氏が司会を務める討論番組『激論!クロスファイア』(BS朝日)。自民党の片山さつき氏、立憲民主党の辻元清美氏、社民党の福島瑞穂氏が出演し、選択的夫婦別姓について議論していたのだが……。

 

「自民党の高市早苗総理が選択的夫婦別姓に慎重な立場を示している話題になったところ、田原さんは『じゃあ、高市に大反対すればいいんだよ。あんな奴は死んでしまえと言えばいい』と笑みを浮かべながら、言い放ったのです。辻元氏は『田原さん、そんな発言して、前に高市さんと揉めてたでしょ』とたしなめましたが、田原さんは気にする素振りはなく、そのままCMに入りました。この発言が批判を集め、SNSで炎上する事態になったのです」(スポーツ紙記者)

 

 番組を放送したBS朝日は、10月21日に《19日放送の討論番組内で田原氏の発言に一部不適切な内容がございましたため、厳重注意といたしました。いただいたご意見は真摯に受け止め、今後の番組作りに生かしてまいります》と、田原氏を厳重注意したことを発表した。ただ、「死んでしまえと言えばいい」発言に関して、Xでは、《謝罪、撤回を求めます》《絶対に容認できない》《司会者としてあるまじき》など、厳しい声があがっている。

 

「田原氏は10月19日に自身のXで『クロスファイア』公式アカウントの投稿を引用して、《ありがとうございました!》とつづっていました。しかし、不適切発言後、この投稿に対して厳しい意見が多数書き込まれ、23日時点でコメント数は2000件を超えています。

 

 22日の朝日新聞の取材に対し、田原氏の所属事務所は次回の放送で謝罪することを明かしていますが、これほどの事態になっても、すぐに謝罪する声明を出さなかったことを疑問視する向きもあるようです」(芸能記者)

 

 田原氏は、1987年にスタートした月1回の討論番組『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系、以下『朝生』)での歯に衣着せぬ司会で知名度を広げた。長らく、討論番組の顔を務めてきたが、近年は危うさも見えていたようだ。

 

「番組内で、ほかの出演者の話を途中で遮ったり、熱くなりすぎるあまり有識者と口論に発展するなど、“暴走”した言動がSNSで物議を醸すこともしばしばでした。ただ、長らく金曜日の深夜から明け方まで放送された『朝生』は、2024年9月で地上波の放送を終了し、現在はBS朝日で、月の最終日曜日の夜に2時間、放送されています。

 

 また、以前は選挙特番『選挙ステーション』(テレビ朝日系)の第2部の討論パートで司会を務めるのが恒例でしたが、2017年を最後に出演していません。地上波離れが進むなか、今回の発言が問題視されたことで、“居場所”が危うくなるかもしれません」(同前)

 

 2025年で田原氏は91歳になった。かねてから、『朝生』では「ここまで生きた限りは死ぬまで頑張る」と意欲を見せていたが、司会者として、落ち着いた言動を期待したいところだ。

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