
NHKを出る平野紫耀
11月19日、NHKから発表された『第75回NHK紅白歌合戦』の出演者。石川さゆりや天童よしみ、郷ひろみなどの常連が名を連ねるなか、とくに注目されたのが“初登場”メンバーだ。
「現段階だと紅組の初登場は、サバイバルオーディション番組で結成されたグループME:Iや15歳の覆面アーティストtuki.、そして韓国事務所発のK-POPガールズグループILLITの3組ですね。
一方、白組は21組のうち、菅田将暉さんの弟として有名な『こっちのけんと』、元King & Princeの平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さんで結成された『Number_i』を含む7組です」(芸能記者)
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本誌は、同日におこなわれた初出場アーティストらによる会見後の姿をキャッチ。ILLIT、こっちのけんと、Number_iがそれぞれNHKを後にする様子をとらえた。
「ILLITは、日本人2人と韓国人3人の日韓合同グループなのですが、仲睦まじい様子で笑顔もこぼれています。まだまだ結成して日の浅い彼女たちにとって、紅白歌合戦は緊張する大舞台。でもこの様子なら楽しんで当日を迎えられそうですね。こっちのけんとさんは、薄緑色のワイシャツと紅紫色のスーツという派手な衣装から、グレーのパーカーにゆったりとした奇抜な緑色のズボンに着替えて、リラックスした様子ですね」(芸能記者)
一方、硬い表情でNHKを後にしたのは「TOBE」所属のNumber_iだ。デビューから約1年で見事に決めた紅白出場だが……。
「彼らの“古巣”である『STARTO ENTERTAINMENT』社の所属タレントの出演は、2023年に続けてありませんでした。故・ジャニー喜多川氏の性加害問題が尾を引いている影響で、NHK側はSTARTO社にオファーをしましたが、ギリギリまで続けられた協議の結果、合意することができなかったのです。
同社から離れたNumber_iだけが出演することによって《なんでTOBEは出るの》といった批判的な声もあがっていますからね」
だが、3人の中でひとり、岸優太だけはスタッフに“チョリース”ポーズを決めて去り、明るい雰囲気を出している。
「岸さんは、Number_iの中でもとくに歌が上手いと評判ですからね。彼としては、ファンではないお茶の間にもいいパフォーマンスを届けたいとやる気が出ているのでしょう。唯一残念なのは、Number_iの代表曲といえば“ズマズマ”で知られる『INZM』なこと。ラップ調の曲なので岸さんの歌唱力が生かせないんです。しっとりとしたバラード曲なども発表してほしいところですね」(芸能プロダクション関係者)
初出場メンバーの中でいちばんのパフォーマンスを残せるのはどのグループになるやら。