
マツコ・デラックス
マツコ・デラックスが、80年代アイドルの衣装で登場して話題を呼んでいる──。
9月11日、UHA味覚糖のグミ『コロロ』の新CMキャラクターに抜擢されたマツコ・デラックスは、同社のYouTube公式チャンネルに公開された新CM『アイドルマツコ』篇に出演。動画では、80年代風の新人アイドルに扮し、昭和の歌番組さながらの豪華セットで “鮮烈デビュー” を果たした。
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「CMは、司会者の『はじける笑顔に一億人がいちコロロ』という紹介から始まり、軽快なイントロにあわせてスポットライトを浴びるマツコさんの姿が印象的です。なお、このテレビCMは16日からオンエア予定です」(芸能記者)
マツコは動画のなかで、ピンクの光沢ドレスに身を包み、当時のアイドル定番だった聖子ちゃんカットで決めている。
「まさに80年代にタイムスリップしたかのような仕上がりです。しかも単なるパロディではなく、本格的な80年代アイドルの世界観を作り上げているのも特徴。マツコならではのエンターテイメントとして成立しています」(同)
今回の起用について、UHA味覚糖は「かねてから番組内でも紹介するほど『コロロ』が大好き」というマツコの愛好ぶりが決め手となったことを明かしている。
X上では、アイドル・マツコに話題沸騰。
《めちゃ笑えた(笑)》
《さすがの存在感》
《おもしろすぎて腹よじれる》
など称賛コメントが寄せられている。今回のCMが話題となっている背景について、芸能プロ関係者がこう語る。
「マツコさんには、80年代アイドルに対する深い造詣があります。特に中森明菜さんへの愛は深く、『本人には会いたくない』と語るほどの思い入れを持っているほどです。
2015年、『マツコの知らない世界』(TBS系)に、明菜さんや松田聖子さんらアイドルの振付を2000曲以上手がけたレジェンド・三浦亨氏が登場した際のトークも大盛り上がりでした。
三浦さんが担当した明菜さんのヒット曲『十戒』(1984年)の振付を、幼少時代よくマネしていたというマツコさん。特徴的なステップを踏む場面について、三浦氏に『あれはどういうことなの?』と熱心に尋ねたり、『振りが素晴らしい』とウットリしていましたね」
80年代アイドル文化へのオマージュとマツコの表現力が見事に融合した今回のCM。単なる商品プロモーションを超えたエンターテイメント作品として、多くの人々に愛されそうだ。