
田村淳
元ロンドンブーツ1号2号の田村淳が9月20日、Xで現在開催中の大阪・関西万博を訪れたと報告した。
田村は《大阪万博…開催前は予算がどんどん上がることに否定的でしたが、開催したのならみんなで応援しようと発言していました。今回、仕事で万博に行ってきましたが…ごめんなさいとても楽しかったです。閉幕まで1ヶ月切りました!》と記しており、このスタンスが自身のこれまでの主張と相反することに批判が集まっている。
「なにしろ田村さんは、もともと万博にはかなり否定的でしたからね。増え続ける予算に疑問を呈しており、“1250→1850→2350 Axtushu”と予算の数字をプリントしたキャップを作成し、自身のブランドとして売り出していたほどです。今回、手のひらを返すように“万博アゲ”を行ったことに疑問の声が殺到しています」(スポーツ紙記者)
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さらにX上では、“芸能人特権”を批判する声も並ぶ。
《関係無い能登を引き合いに出して万博批判していた芸能人 田村淳氏、簡単には入る事の叶わないイタリア館に入場した事を自慢。自分で入場権も取っていないのでは。嫌われる芸能人の要素が集約されている》
《「仕事で」お金も払わず?楽して入った田村淳発言にはモヤった 今更芸能人が万博楽しいと発信しても宣伝にもならないこの「仕事で」入ったスタッフと田村の時間を一般人に当てて欲しかった》
《「イタリア館何時間並びましたか、芸能人枠ですか?」てリプは丸無視なの露骨やな……。6時間並んでたら割と受け入れられてたと思うけどね》
田村は同日のポストで、イタリア館を訪れた様子も報告。各作品の写真とともに、《大阪万博のイタリア館で見れた!!! ファルネーゼのアトラス キリストの埋葬キリストの復活伊東マンショの肖像これを同時に見ることができるなんて》と感激した様子をつづっている。
今回、田村にイタリア館訪問に対する批判が多く寄せられた理由を前出のスポーツ紙記者が語る。
「なにしろイタリア館は、万博会場でも屈指の人気パビリオンのひとつですからね。予約のない場合、平均の待ち時間は5~6時間と言われています。田村さんは仕事で訪れたと記していますので、やはり待ち時間なしで入れた可能性が高いですね。一般人と同じ待ち時間で入場すれば、ここまで批判を集めることはなかったでしょう」
とはいえ、田村の行動が本当に“手のひら返し”なのかは議論が分かれるところだ。
「実際、開催するにあたり予算がふくれあがったのは間違いないですからね。一種の公共事業に対して、厳しい目を向けるのは当然のこと。いざ始まったら応援する、というスタンスの人も当然いるでしょう。大阪万博がどれだけ楽しいものだとしても、同時にそもそも“開催すべきだったのか”という議論はつねにあってしかるべきでしょう」(社会部記者)
少なくとも現在は“応援派”の声が強いようで……。