
YouTuberのヒカル
YouTuberヒカルの「オープンマリッジ宣言」の炎上が続く中、エイベックス・松浦勝人会長の辛辣ながらも的確な分析が注目を集めている。
「9月14日、ヒカルさんは妻・進撃のノアさんとの間で『浮気オッケー』とする『オープンマリッジ』を共同宣言。これは、配偶者がいながらも別の異性と性的関係や恋愛関係を持つことを夫婦間の合意で認め合う“新しい結婚”の形を指しますが、その動画でのノアさんの表情について、松浦会長は見逃しませんでした」(芸能ジャーナリスト、以下同)
それは9月27日、会長が自身のYouTubeチャンネルで進撃のノア本人との対談の中で明かされた。
「松浦会長はこの騒動を息子からのLINEで知り、『なんだオープンマリッジって』と、その都合の良い言葉に違和感を覚えながらも動画をチェックしたそうです。
見た後の感想として会長はヒカルに対し『どうしよもねぇなみたいな感じ』とバッサリ。『だって(進撃のノアも)もっと笑うじゃん、普通』と、夫婦の合意のもとでの取り決めであるなら、彼女にも、もっと笑顔があってもいいと力説した。
続けて『(撮影したあとヒカルが映像をチェックしていたとしても)自分の顔しか見てないんだろうなと思う』と、分析。そして、ファンに理解を示してもらうのであれば、『(ノアに)もうちょっと笑えよ、いつものように笑えよって(撮り直すじゃん)。なんであのまま載せるか、意味が分からない』と、ヒカルさんのリスク管理の杜撰さを痛烈に批判したのです」
さらに「調子がいい時期はそうなるんですよ。だから足元をすくわれるんですよ」と、成功者が陥りがちなポイントを指摘していた。
この言葉は多くのユーザーの心に刺さり、
《やっぱこの人の言葉は刺さる》
《人の上に立つ人は流石!》
といった称賛の声が相次いだ。一方、ヒカルの被った損失は深刻だという。芸能プロ関係者が語る。
「彼のYouTubeチャンネル登録者数はもともとの約507万人から484万人へと23万人が離脱。騒動の影響がダイレクトに出ています。また27日公開のヒカルさんのYouTubeでは、企業案件のキャンセルなどで売上ベースで約4億円の損失を被っていることが判明。またサブスクリプション会員も6000人減少し、手がけるシャンプー事業も大きな打撃を受けているようです」
さらに追い打ちをかけるように、9月末には13億円の税金納付も迫っているヒカル。動画投稿頻度を「2日に1本」に減らすと発表し、Instagramの写真を全消しするなど、メンタル面でのダメージも心配だ。
松浦氏は9月19日には自身のXで、そのノアと、同じく人気キャバ嬢のひめかという美女2人に挟まれた「ハーレムショット」を投稿。「#ヒカル」のハッシュタグを付けて彼の宣言を皮肉っていた。
「今回の彼のメッセージは、成功の絶頂にいる者が陥りがちな傲慢さを指摘した愛ある叱咤激励と言えるかもしれませんね。松浦氏はヒカルさんの規模とは比べられないほどの“成功”を掴んだ人物。だからこそ、“足元”をしっかり固めることが大切であると痛感しているのではないでしょうか」
ヒカルの耳にとどくといいのだけれど……。