
チャリティーマラソンを走る横山裕
9月29日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に、SUPER EIGHTの横山裕が出演。彼を慕う後輩たちも駆けつけたが、トーク時間が横山の同級生のエピソードに削られ、ファンから不満の声が相次いでいる。
8月の同局『24時間テレビ』で105キロマラソンを完走した横山。この日は三男・充さんが顔出しNGながらスタジオ外から出演し、初めて公の場で会話を交わした。さらに横山を慕うAぇ! group・小島健、なにわ男子・藤原丈一郎、そして落語家の月亭八光もスタジオに登場したのだが、しゃべくりメンバーの興味は、同番組に出演していた横山の同級生3人に完全に向いていたという。
芸能記者が振り返る。
「たとえば横山さんの『初キスは保育園』というエピソードを掘り下げる場面で、同級生のスキンヘッドの男性・緒方さんがイジりやすいと見抜いたのでしょう、有田哲平さんが『緒方さん(の話)?』と話をそらしたのです。横山さんは『誰があいつの初キス気になるんですか?』と否定するも、緒方さんの初キスは中学卒業後、団地の屋上と判明。横山さんは『なにわも、Aぇ! も来てるんですよ。緒方じゃないんです』と必死に懇願。ようやく横山さんの保育園での初キスの話になるも、チュートリアル・福田充徳さんが『団地の屋上?』とまた緒方さんの話に戻し、笑いを取っていました」
前半部分は“一般人同級生”のトークに時間が割かれ、その後も後輩3人の出番はないまま進行。横山が学生時代に好きだった女性や舞台で父親役を演じた俳優、ジュニア時代にドラマで共演した元グラビアアイドル・松田純など続々とゲストがサプライズ登場した。ほかにも建設会社に勤めていたころの同僚の証言や、24時間マラソンで並走したスタッフからの話など盛りだくさんで、後輩は1時間経ってもほぼ“無言”のままだった。
「横山さんは想定外の展開だったのか、3人に対して『ごめん、ほんまにごめん。ごめん』と手を合わせて陳謝。一方、八光さんは番組側に『ここまでだいぶ待ってるんですよ』『勘弁してくださいよ!僕らブッキングしたとき不安やったんですか?スタッフ』と不満を爆発。藤原さんも『どういうことですか? 打ち合わせもしましたよ、打ち合わせも』と困惑を隠せない様子でした」(同前)
せっかく呼んでおきながら、彼らにターンが回ってこないことにX上では、
《3人全く喋らないまま1時間経過》
《この3人喋るチャンスあるのか?》
《3人の出番ない》
《早く3人に話させてあげてよ》
といった必死の訴えも相次いだ。芸能プロ関係者が推察する。
「この日は2時間スペシャルでした。夜9時からスタートした番組で3人がようやく話し始めたのは10時4分過ぎ。ただし出番はわずか10分程度でした。もしかすると10時を境に他局に流れる視聴者をつなぎ止めるため、あえて後輩の出番を後回しにしたのかもしれません。いずれにせよ、ほとんどの時間をただスタジオでボーとしているだけの3人が不憫でしたね」
せっかくのゲスト出演が台無しになった3人。ファンの期待を裏切る番組となってしまったようだ。