
良原安美アナ
9月28日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で、進行アシスタントを務める良原安美アナウンサーの番組卒業が正式に発表された。後任は同局の若林有子アナが務める。
「良原アナは、2022年4月から8代めのアシスタントに起用されました。司会の『爆笑問題』太田光さんが『出演者、スタッフ誰もが、“(良原アナが)いてくれるだけでその場が明るくなる。太陽のような存在” と言います』と語ると、良原アナは堪えきれず『泣かないと誓ったのに』と言いながら大粒の涙をこぼしました」(芸能記者)
翌日、良原アナは自身のInstagramを更新。
《6年半携わったサンデージャポンを卒業しました!アナウンサーとして、人として、たくさん勉強させてもらった上に、爆笑問題のお2人、サンジャポファミリーのみなさん、そしてスタッフに本当に可愛がってもらい、幸せ者すぎます。太田さんからの本物の、卒業証書は宝物です!みなさん、本当に6年半ありがとうございました!!!》
と綴った。X上でも、
《サンジャポの良原安美アナが卒業してしまうのかー。残念!》
《良原アナ卒業寂しい》
《良原アナお疲れ様でした!》
などの卒業を惜しむ声が相次いだ。
感動の “卒業” シーンだったが、TBS局内では「サンジャポの呪い」が囁かれているという。
「サンジャポの進行アシスタントは、初代が小倉弘子アナ、2代めは海保知里アナ、3代めは竹内香苗アナ、4代めは青木裕子アナ、5代めは田中みな実アナ、6代めは吉田明世アナ、7代めは山本里菜アナで、すでに全員TBSを退社しています。
小倉アナのように長くTBSに残るアナもいますが、最近はサンジャポを卒業すると、ほどなくして退社、フリーになる傾向が強いのです。
直近では、良原アナの前任の山本アナは2022年3月にサンジャポを卒業、およそ半年後の2023年11月に退社。2017年12月に卒業した吉田アナも、1年後の2019年1月に退社、その前の田中アナにいたっては、2014年9月に卒業と同時に退社しているのです」(TBS関係者)
なぜサンジャポを卒業すると退社という選択肢になるのか。ベテラン芸能ジャーナリストは「番組特有の起用とアナウンサーの知名度アップがある」と指摘して、こう続ける。
「爆笑問題の予測不能のツッコミを受け止めて、しかも瞬時に返せる能力が求められます。そして番組内容は報道色も強いバラエティですから、アナウンサーとしても技量も必要。
つまり、次世代のエース級が起用され、1年、2年と爆問さんに揉まれれば、あらゆる番組をこなせるエースに育っているということです。そして、視聴率もいいから知名度もあがります。
芸能事務所からすれば、ぜひとも欲しい人材ですし、アナウンサー本人も収入が桁違いになることから退社・フリーという動機づけになるのは間違いありません」
TBSとしては貴重な人材が流出するという、まさに「呪い」である。良原アナも、先輩たちの後を追うのだろうか。