
小泉進次郎氏への批判が共感を呼んでいる立川志らく
「変われ自民党とか言ってるけど、ぜんぜん変わってない。ぬるいですよ」
「石破内閣は選挙で3連敗したのに、なかなか責任取らなかったから、いろいろ批判を受けた。私は本来、小泉さんね、総裁選、降りるべきですよ」
9月29日に放送された『ひるおび』(TBS系)に出演した落語家・立川志らくが、自民党総裁選の真っただなかに悪質な“ステマ問題”が発覚した小泉進次郎氏の陣営に対し、冒頭のような批判を連発。“攻めた発言”だと称賛が寄せられている。
「志らくさんは、小泉氏陣営のステマ問題について『部下が不祥事を起こしたらば、上司が責任をとる。当たり前』とし、静岡県伊東市の田久保真紀市長の学歴詐称疑惑を例にあげ、両者の問題の本質は変わらないと主張。『私は、小泉陣営には申し訳ないけど、降りるべきだと思いますね』と、あらためて小泉氏に総裁選の辞退を促しました。
これに、総合司会の恵俊彰さんが『この問題を、どういうふうに世のなかがとらえていくのかってことですよね』と返すと、『そのくらいのことをした。なんかぬるい感じ、進次郎だからいいかって感じだけど、石破さんが同じことしたら、もっとたたかれてますよ』と、痛烈に批判しました」(芸能記者)
いつになく語気を強めた志らくに対し、X上では、
《驚いたわ。。。まともな事言ってる志らくに。。。》
《初めてマトモなコメントしてる笑びっくり》
《立川志らくさんの仰るとおり。どの視点から見ても、小泉進次郎氏に残された道は総裁選辞退しかないのです。何度でも繰り返します。小泉進次郎氏は総裁選を辞退すべき》
と、共感の声が多く寄せられている。芸能ジャーナリストが語る。
「志らくさんはこれまで、身内に甘い発言や“逆張り”的な発言が、しばしば物議を醸してきました。2024年8月には、お笑い芸人のやす子さんへの不適切投稿で炎上していた、フワちゃんを擁護する発言をXに投稿。《ただね、嫌なのがここぞとばかり彼女のこれまでの非礼を取り上げてフワちゃん叩きを発信するタレントやコメンテーター連中。普段から言えよ。卑怯者。まさに水に落ちた犬を叩く》と、フワちゃんを批判する人々に反論し、自らも炎上しました。
また2023年、社会的注目を浴びた旧ジャニーズ事務所の創業者である故・ジャニー喜多川氏の性加害問題の報道についても《誰かが死ぬまでやり続けるのか》と意見を述べ、性加害疑惑で芸能活動を休止した松本人志さんの件でも、《私は松本人志を信じます》《ちゃんと生きている人達は皆あなたに恋焦がれて待ち続けています》とエールを送るなど、世の大勢とは異なる意見を連発し、そのたびにバッシングされてきました。しかし今回の発言は、賛同の声のほうが上回っている印象です」
ネット上では「干されるかも」と心配する声まで聞かれた、志らくの“ミサイル投下”。炎上を繰り返してきた落語家も“逆張り”できないほど、小泉氏の陣営が起こした問題は根深いのかもしれない。