
北川景子
9月30日、女優の髙石あかりが主演を務める2025年度後期NHK連続テレビ小説『ばけばけ』の第2話が放送された。この回から登場したのが、女優の北川景子だ。
「明治時代に『怪談』などを執筆した、作家のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と、その妻として創作活動を支えた小泉セツをモデルに、怪談を愛する夫婦の日常を描いていきます。ヒロインの松野トキ役を髙石さん、その夫をトミー・バストウさんが演じます。
第2回では、教師を目指したいといい始めたトキが、それまでお茶などの稽古をつけてもらっていた親戚の雨清水(うしみず)タエに、稽古をやめたいと伝える展開に。この雨清水を演じるのが、北川景子さんでした。
雨清水は、トキの地元・松江でも随一の名家出身という設定で、トキと同じく武家の家系の娘。トキに品格や教養を厳しく教える一方、これまでの身分制度が廃止された明治で、時代の変化に取り残されていく、という役柄のようです。
今回の登場でも、絢爛な着物を身にまとった姿が映されましたが、雨清水の持つ “お嬢様オーラ” を北川さんが見事に演じ切っていると、ネット上ですぐさま評判になりました」(芸能記者)
放送後、Xでは北川の初登場に沸き立つ視聴者のコメントが、大量に書き込まれた。
《ただでさえ『ばけばけ』は画面がリッチなのに、あんなに気合が入った北川景子が出てきたらそれはもう大河ドラマなのよ》
《北川景子の麗しい着物姿を見るだけでも十分価値ある。朝から目の保養嬉しい》
《和装の北川景子さんが美しくて、朝からほぉーっと見惚れる》
一方、Xの更新頻度が高いことでも有名な北川自身は、《見逃しましたが今日から出ていた模様。土曜日にまとめてみよう これからよろしくお願いします》と、子育てに忙しくてうっかりしていたようだ。
実は、北川にとって『ばけばけ』が初の朝ドラ出演となる。
「時代劇作品にも多数出演してきた北川さんですが、着物専門誌『美しいキモノ』にモデルとして登場したこともあり、“着物慣れ” は折り紙つき。
たとえば、NHKでいえば大河ドラマに2回出演しています。天璋院篤姫役で初めて出演した『西郷どん』(2018年)では、和装の美しさ、気品、繊細な演技が好評でした。2作めとなる『どうする家康』では、お市、そしてお市の娘の茶々と1人2役務め、表情や声色の使い分けが話題となり、ドラマを盛り上げました。
朝ドラ初出演となった北川さんですが、これまでの実績や大河ドラマでの経験が活かされ、和装でのたたずまいに魅了された視聴者が多かったのでしょう」(芸能記者)
『ばけばけ』は始まったばかり。しばらくは北川景子の美しすぎる着物姿を堪能できそうだ。