
リュウジ
人気料理研究家のリュウジ氏が、9月28日に更新されたアンジャッシュ・渡部建のYouTube『渡部のサシ飲み』に出演。日本テレビとの“因縁”について新たな事実を明かして話題となっている。
「リュウジ氏は2019年から約3年間、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に不定期で出演していたものの、突如として番組から声がかからなくなったことを明かして話題となりました。降板理由は、出演していない週にフジテレビの裏番組『ノンストップ!』に出たためだったというのです。
今年7月に出演したYouTubeで、『俺、切られましたもん』と理不尽な“クビ”を告発した彼は、5時間拘束でギャラ2万円台という低待遇や、番組がフードコーディネーターをつけてくれないため、直々にADを指導して料理撮影の補助ができるレベルにまで育成した経緯を明かし、その雑な扱いに『若干、バカにしてるんじゃないか』と批判。そんな告発がネットニュースで取り上げられている渦中の8月、同じ日テレの『踊る!さんま御殿!!』の出演が決まり、本人も《日テレ出禁じゃなかった》と驚いていました」(芸能記者)
そして今回の『渡部のサシ飲み』で、改めて当時の経緯について言及したリュウジ氏。『ヒルナンデス!』に出演していたのは月曜日で、『ノンストップ!』からオファーを受けたのは水曜日。別の曜日のため問題ないと考え、念のため『ヒルナンデス!』のディレクターに確認したところ、「出たら使えなくなっちゃう。そういう“体制”なので」と一方的に告げられたという。
ただしリュウジ氏は登板が1カ月空くこともある不定期出演。専属契約があるわけでもないことから仕事が制限される理由はないと考え、『ノンストップ!』に出演したところ、それ以降『ヒルナンデス!』から“一切連絡が来なくなった”というのだ。
「さらにここで、驚くべき後日談が明かされたのです。『さんま御殿』収録時、控室に『ヒルナンデス!』のディレクターが訪れ、謝罪があったというのです。さらにそのディレクターから『その“体制”があったってことは認めます。申し訳ないです。今もあります』と説明を受けたことを告白していました。つまり、降板させたときと同じ厳しい“裏かぶりNG体制”が今も続いているのです。リュウジ氏は『オファーがあれば出演します』と前向きに伝えたものの、結局それ以降も『呼ばれてない』と苦笑いしていました」(同前)
この告白にX上では、日テレの対応に再び批判が寄せられている。
《ひどいなあNTV》
《オールドメディアの傲慢さ》
といった声が見られた。芸能プロ関係者も呆れる。
「『ヒルナンデス!』のディレクターが謝罪したのも、彼の告発があって仕方なく対応した印象を持った視聴者も多いようです。ディレクターが同じ言葉を使ったのかどうかは別ですが、『体制』という言葉からは、どれほどテレビ業界でこうした慣行が強固なものなのかを知らせるものですね」
斜陽のテレビ業界にとって、登録者537万人の人気YouTuberは、頭を下げて出演を依頼する対象のはずだが——。