
10月1日、松本人志が自身のXを更新。吉本興業が運営する「FANY公式アカウント」が同日午後2時に投稿した動画をリポストした。
砂嵐を映し出すテレビ画面にコント風景と思しきモノクロ映像が断続的に映る。最後は「2025.11.1」という文字が表示されて終わる35秒の短い動画だ。
「11月1日は以前からアナウンスされている『ダウンタウンチャンネル(仮称)』の開始が予定されている日です。松本さんが自身のXで投稿やリポストをするのは2024年11月8日以来のことです。ちなみに、前の投稿は八重洲総合法律事務所が作成した『松本人志氏と(株)文藝春秋らとの間における訴訟に関するお知らせ』の文書画像をアップしたものでした」(芸能記者)
FANY公式アカウントは2日の午前8時58分に追加コメントを発表。《この動画には、次につながる“名前”が隠されています。【ヒント】逆 声 アカウント》とポストした。多くの人が考察しようとしているようだ。
「動画の音声を逆再生すると《ダウンタウンチャンネル》と言っているなどの書き込みもあり、ファンはさまざまな考察をしています。
《逆再生したら @snld_umotumop って言っててそこ見に行ったら「ダウンタウン+」のロゴが出てくるね》
という書き込みもあり、実際にアカウントを見るとunknown名義で6秒間ロゴが回転する動画が公開されています。ただし、これが公式かどうかは分かりません。
11月1日のオープンまで、さまざまな仕掛けのある予告動画が投下されるんでしょう。今回の動画も247万件表示されており、“松本人志”がトレンド入りするなど関心度は非常に高いようですね」(前出・記者)
Xではファンたちが喜びの声を書き込んでいる。
《この時を待ってました。松っちゃんお帰りなさいませ》
《松本人志ってトレンド入りするだけでワクワクするな ダウンタウンチャンネルで公共電波のバラエティとか全滅すれば良いと思うわ》
実際、「ダウンタウンチャンネル」の動向については、多くの業界関係者が注視しているという。
「ダウンタウンという超強力コンテンツを抱えるわけですからね。具体的には『DOWNTOWN+』というサービス名で、スマホやテレビ、PCからも閲覧できるものです。月額1100円か年額1万1000円というサブスク形式です。オープン当初はダウンタウン、松本人志、浜田雅功、という3カテゴリーが用意されているようですが、コンテンツそのものはどんどん拡充されていくことでしょう。
比較対象となるサービスといえば、テレビ朝日とサイバーエージェントが手がける『ABEMA』でしょうが、運営が吉本興業という芸能事務所である点が大きな違いです。同社所属のほかのお笑い芸人も次々登場するでしょうし、うまくいけば新たなエンタメの楽しみ方として確立されるでしょう。芸能事務所がコンテンツとプラットフォームまで準備するという新たな形にいちばん怯えているのはテレビ局かもしれませんね」(前出・記者)
少なくとも、お笑いファンにとっては喜ばしいニュースに違いない。