
10月2日、テレビ東京が、国分太一の料理番組『男子ごはん』の終了を正式発表。目下、芸能活動を休止しているため、やむを得ない措置ではあるが、かつての “相方” ファンからは惜しむ声も広がっている。
「同番組は国分さんの問題が発覚した今年6月の時点で放送を見合わせていましたので、すでに事実上の打ち切り状態でしたが、ようやくテレ東から終了が発表された形となります。
同日、吉次弘志社長も『国分さんが無期限活動停止に入ったことで、番組コンセプトを維持するのが難しい』と説明。これで国分さんのレギュラー番組はすべて消滅したことになります」(芸能記者)
後継は、これまで国分とともに番組に出演してきた料理研究家・栗原心平がレギュラーを務める料理ものになるという。
このニュースにX上では、さまざまなコメントが寄せられた。
《新しい番組は観れそうだ》
《心平ちゃんの番組になるのが嬉しい》
と、国分が去ったあとの新番組に期待する声がある一方、
《国分さんさ、ケンタロウさんが帰ってくる場所を終わらせたんだよ?》
《ケンタロウ氏が帰る家がなくなってしまった》
と、国分の元 “相方” を惜しむコメントも目立つ。芸能プロ関係者が番組のこれまでを振り返る。
「もともと『男子ごはん』は、2008年、『太一×ケンタロウ 男子ごはん』として誕生。食べる専門の国分さんと、料理人ケンタロウさんの掛け合いで人気を博してきました。
しかし、2012年、ケンタロウさんがオートバイ事故で重傷を負い、療養生活に。以降は『マンスリーゲスト』制で番組を継続しましたが、まもなく所属事務所から『療養が長期化し、治療に専念したい』との理由で、正式降板の連絡が入ったのです」
そこで番組はリニューアルに踏み切る。
「『太一×ケンタロウ 男子ごはん』はいったん終了し、タイトルを『男子ごはん』と改めたうえで再出発。マンスリーゲストを務めていた栗原心平さんがレギュラーに就任し、今に至ります」
ただ、当時、テレ東は「ケンタロウさんが復帰したときには再度出演をお願いしたい」とコメントしていただけに、古巣がなくなったことはケンタロウのファンとしても寂しいものがあるはずだ。
「栗原さんの新番組は、毎回ゲストを招き、リクエストに応じた料理を披露する構成だそうです。今後ゲスト出演といった形でケンタロウさんが関わる可能性はあるかもしれませんが、事故当時、高次脳機能障害で両手足に麻痺、言語障害や記憶障害が出ていることが報じられています。リハビリを経て退院し、今は自宅療養をおこなっているとのことですが、完全復帰はなかなか容易ではないと思われます」(同)
2018年に迎えた『男子ごはん』10周年スペシャルで、ケンタロウは「太一くん、心平ちゃん、10周年おめでとう」という祝福の手紙を寄せた。これを見た国分は感激し、「今後ともケンタロウさんと一緒に3人で頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」と誓っていたのだが……。
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