
BLACKPINKのロゼ(写真・共同通信)
10月2日、フランス・パリでおこなわれたサンローラン春夏ウィメンズコレクションショーをめぐり、SNS上である論争が勃発している。
「事の発端は、ファッション誌『ELLE UK』のInstagramアカウントの投稿でした。ショーに出席した米モデルのヘイリー・ビーバーや女優のゾーイ・クラヴィッツ、英シンガーソングライターのチャーリーXCXらの集合写真を投稿したのですが、この写真では、4人めとして並んでいた人気K-POPアイドルであるBLACKPINKのロゼだけが、まるで存在しないかのように切り取られていたんです。
さらに、写真に映っていたチャーリー・XCXも、自身のアカウントで集合写真を投稿したんですが、こちらにはロゼは映っていたものの、暗く影のようなものがかかっていました。これらの写真に、SNS上では“アジア人差別ではないか”と怒りの声があがっています」(芸能記者)
批判をうけ、「ELLE UK」の公式アカウントでは、件の集合写真を削除。その後、ロゼの単独写真を掲載し、『最も目立ったのはBLACKPINKのスター、ロゼだった』と記載しつつ、『先日のパリファッションウィークの投稿で、BLACKPINKのロゼが集合写真から切り取られたことを心からお詫び申し上げます。誰かを不快にさせるつもりはありませんでした』と謝罪している。
そんななか、差別騒動以外にも、世間の衝撃を集めたのは、ロゼが身につけていたドレスだった。パステルカラーの水色をした短丈のスリップドレスに、黒タイツ、シルバーのストラップサンダルという出で立ちをしていたが、艶のある素材が災いしたのか、一見下着のようにも見えるという声も。Xでは、この日のロゼのファッションに、ツッコミが寄せられている。
《にしてもロゼの着させられてる下着みたいな服はなんなん?》
《差別云々の前になんでロゼだけあんな下着みたいな服着せられてんの...》
《みんな上にジャンパーみたいなの着てるのにロゼだけそうじゃないのもどうなんだ...こういう公の場で下着みたいな服をファッション扱いするのももうやめてほしい》
2020年、サンローランのグローバル・アンバサダーに就任したロゼ。実は、去年のコレクションショーに出席した時も、ドレスの露出の多さが物議を醸していた。
「2024年のコレクションショーでも、ベージュ色のキャミソールドレスに、毛皮のコートという組み合わせで登場していました。いかにもセレブな装いでしたが、当時も『さすがに下着みたい』という心配の声が寄せられていたんです。今回の集合写真では、他の3人がカジュアルめなジャケットを上に羽織っていたため、余計に悪目立ちしたのかもしれません」(芸能記者)
一難去ってまた一難、ロゼのファッションショー騒動はまだまだ尾を引きそうだ。