
Adoのベストアルバム(写真・公式サイトより)
10月7日夜、X上を騒然とさせたのが、歌い手・Adoの『バナナサンド』(TBS系)名物企画「ハモリ我慢ゲーム」参戦決定の一報だった。
「同日夜の放送中に流れたCMで明らかになりました。『特報!令和の歌姫が、まさかの参戦!』というナレーションに続き、和室の障子越しにAdoさんのシルエットが映し出され、『よろしくお願いします!』と挨拶する様子が流れました。画面には『ハモリ我慢にAdo降臨』の文字が表示され、最後は『近日公開!』の声で締めくくられました」(芸能記者)
このあと、彼女の出演日が10月21日であることも判明。Ado自身も公式Xで「大変なことになってしまいました」と驚きを隠せない様子で告知していた。X上では突然の朗報にファンから、
《マジか! なんの曲で挑戦するのか、楽しみ》
など歓喜の声が上がる一方で、
《Adoがテレビに出るの好きではないな》
《Adoライブで歌ってくれ》
と、メディア出演に眉をひそめる人もいるようだ。こうした反応について、芸能プロ関係者はこう分析する。
「ライブはファンが彼女の歌声を聴きに来る場ですから、顔出しNGというスタンスも受け入れられています。しかしバラエティ番組は不特定多数の視聴者の目に触れることになる。Adoさんは昨年から『徹子の部屋』(テレビ朝日系)や『あちこちオードリー』(テレビ東京系)、『日曜日の初耳学』(TBS系)といったトーク番組に登場するも、すべてスタジオに置かれた美少女イラストが映し出されたモニター越しに、MCと“リモート形式”で会話していました。
今年4月の『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)のオープニングでも、彼女のイメージイラストが映し出されたキャスター付の大型モニターを、MCの一人である井桁弘恵さんが押しながらスタジオに登場するというシュールな演出に注目が集まりましたね。
メディアへの大量露出に対し『だったら顔を出せばいいのでは』という本音が漏れ聞こえていたことも事実。またバラエティ番組への頻繁な出演によってミステリアスなカリスマ性が損なわれるのではと危惧する声も根強くあります」
だがAdoにとって『バナナサンド』出演は夢だったようだ。
「今年4月、彼女は突然同番組の公式Xをリポストする形で、『どうやって出ればいいんですか?』と出演を逆オファー。これに気づいた同番組のXが『スタッフ一同、爆上がりしています』と反応。『Adoさんも…いつか…ハモリ我慢の参戦いかがでしょうか』と、挑戦を提案していたのです。つまり今回の出演は、相思相愛のもとに実現した待望のコラボです」
「ハモリ我慢ゲーム」は、ハモリ隊に釣られずに歌い切ることを競う同番組の人気企画。せっかくならパーフェクトクリアを目指してほしいものだ。