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『オールスター後夜祭』、広末涼子の“事故イジり”に「全く笑えない」「センス悪い」視聴者から怒り続出…不祥事の“ネタ化”問われる

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記事投稿日:2025.10.10 17:00 最終更新日:2025.10.10 18:32
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
『オールスター後夜祭』、広末涼子の“事故イジり”に「全く笑えない」「センス悪い」視聴者から怒り続出…不祥事の“ネタ化”問われる

広末涼子

 

 10月9日、バラエティ番組『オールスター後夜祭’25秋』(TBS系、以下『後夜祭』)が、女優の広末涼子にまつわるクイズの内容について謝罪した。問題となったクイズは、4日に放送された同番組の「時速165キロを出したことがないのは?」というものだ。

 

「選択肢には、大谷翔平さん、佐々木朗希さん、伊良部秀樹さん、そして広末さんの4人が並んでいました。正解は伊良部さんでしたが、広末さんが選択肢に入った理由について、『広末さんは事故を起こした際、ジープ・グランドチェロキーで時速165キロを出していたと報じられました』と、説明されました。

 

 広末さんは4月に静岡県掛川市の新東名高速道路で運転中にトレーラーと追突事故を起こし、病院に搬送されましたが、搬送先の看護師の女性に対する傷害の容疑で逮捕されたのです。この事故をクイズの題材にしたようで、スタジオでは、出演したお笑い芸人たちが手を叩いて笑い、盛りあがっていました」(スポーツ紙記者)

 

 広末の所属事務所は6日、公式サイトで《不適切な内容が放映されました》とクイズの内容に抗議。番組内での解説に対し、《この発言のもととなる情報は公約機関からの発表によるものではなく、また、当該事故については現在も警察による捜査が継続中です。そのような状況下で、本人が関わる事件を笑いの題材として扱うことは、報道・放送に携わる者として極めて不適切であり、本人および関係者の名誉を著しく毀損する行為と考えております》と、苦言を呈した。

 

 抗議を受けて、TBSはクイズの題材に扱ったことは不適切だったとし、公式サイトで《この度の放送内容について、広末涼子さんならびに関係者の皆様方にご迷惑をお掛けしましたことをお詫びいたします》と謝罪した。ただ、番組の“広末イジり”に関して、Xでは

 

《当たり前の抗議だしこの設問を異常とも思わない番組制作者、そのまま垂れ流す司会、全てが異常》

 

《全く笑えない 抗議して当然》

 

《巻き込まれて負傷してたドライバーとか出てたかもしれない危険な運転をネタにしてチャカすのはやっぱセンス悪いなTBS》

 

《これ、ネタを思いついた時はめちゃくちゃウケたんだろうな、制作スタッフ間で。でも、さすがに事が事だけに、いじらない方が良いやつだったよね》

 

 など、TBSに対する厳しい声が続出している。

 

 物議を醸した『後夜祭』は、TBSの大型特別番組『オールスター感謝祭』の派生番組で、同番組のセットをそのまま流用して深夜に生放送することでおなじみ。“本家”同様のクイズが出題されるが、広末の件以外にも内容が懸念されるものはあったようだ。

 

「『ゴチをクビになったのが古い順に並べて』という問題で、国分太一さん、田中圭さん、江角マキコさん、中島知子さんの4人の画像を並べていました。

 

 他局である『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気企画で、4月に永野芽郁さんとの不倫疑惑を取りざたされた田中さん、6月にコンプライアンス上の違反行為が発覚した国分さんなど、騒動を起こしたタレントをイジるものだったのです。こうした企画は『後夜祭』の持ち味なのでしょうが、以前から不祥事をネタ扱いすることに関して、SNSで『怒られるだろ』と指摘する声もあがっていました。

 

 また、広末さんの追突事故では、同乗した男性が骨折しましたが、運転手の広末さんは軽傷、追突されたトレーラーの運転手は大きなケガはなかったと伝えられています。ただ、一歩間違えれば、死者が出てもおかしくなかった事故との見方も多いです。こうした事故をクイズでおもしろおかしく取りあげる番組の姿勢に違和感を覚える人もいたのでしょう」(同前)

 

 攻めた企画が支持されている『後夜祭』だが、行き過ぎには注意が必要だろう。

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