
磯野貴理子
10月8日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)で、磯野貴理子が「認知症の未病の段階」と指摘されて話題となっている。
この日の番組では、腸活評論家の桐村里紗氏が、「認知症ではないものの、その一歩手前の段階を指す“未病”は40代から始まっている」と解説。「認知症になってしまうと、大切な物を整理しようにも、家族にも伝えようにも分からなくなってしまう」とし、「事前に自覚症状のセルフチェックをすべき」と求めた。
「これに対して貴理子さんが『“認知症”と、“年をとって名前が出てこない”の差がわからない』と語ると、桐村氏は『そこなんですよ。それが出てきてるんだったらじつは……』と解説。貴理子さんは『えっ!?うそでしょ!?みんなもそうでしょ?みんなも人の名前出てこないじゃん!!』と慌てて周囲の賛同を求めていました。
しかし桐村さんが、『貴理子さんの状態は、実は“主観的認知機能低下”、認知症の未病の段階なんです』と厳しく指摘すると、彼女は『さっき楽屋で『EXIT』(という名前)が出てこなかった』と告白。『兼近(大樹)くんとりんたろー。くんのグループ名、なんだっけ……1分ぐらい考えた。EXITってやっと出てきた。自分でビックリした』と打ち明けると、桐村氏は『それも軽度の認知機能低下の未病の症状の一つ』と説明しました」(芸能記者)
この一連のやり取りを見た視聴者は、
《私も最近、物忘れが多くなってきた》
《この人は一度脳梗塞みたいなのをやってるので。その影響は大きいと思う》
《そんなのよくある》
といった共感や心配などさまざまな反応が寄せられている。“認知症”といえば、最近ではタモリもその前兆について告白し、話題となった。
「現在80歳のタモリさんは9月6日放送の『知的探求フロンティア タモリ・山中伸弥の!?』(NHK総合)で、この日のテーマである『認知症』に対し『ひとごとではない』『切実な問題です』と吐露。
平成ノブシコブシ吉村崇さんが『遠い病ではなく、けっこう近いですか?』と尋ねると、『兆候も全部ありますから』と、すでに認知症の自覚があるとコメント。さらに、心あたりがある症状として『人の名前は出てこないし、やったことは忘れてる』『冷蔵庫を開けたら何しに開けたんだろう?ぼう然と冷やっこい風を浴びながら考えてます』などと冗談を交えながらも、実体験を明かしていました」(同)
国民の約5人に1人が75歳以上の後期高齢者に当たるとされる日本。有名人の健康にまつわる報道も珍しくなくなっている。
「10月8日には、女優・中村玉緒さんの近況が『女性自身』で報じられました。2023年8月に都内の施設に入居した中村さんは、現在、かつてのような快活な表情が消え、物や人の名前がなかなか出てこないという症状が続いているそうです」(同)
こうした報道から病の情報に触れ、自らの将来に備えたいところだ。