
タレントのユージ(写真・本人Instagramより)
アメリカ人の父親と日本人の母親を持つハーフタレントのユージが、10月6日、チャンネル登録者数177万人を誇る人気YouTube番組『街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜』に出演。10代のころの母親との壮絶な確執を明かし、話題となっている。
「マイアミで生まれ、幼少期はアメリカの豪邸で何不自由なく暮らしていたユージさんは、5歳のときに両親が離婚。親権を取った母親とともに日本に帰ってくると、東京都東村山市の家賃2万円の家で、極貧生活を送るようになったそうです。
小学2年生まではインターナショナルスクールに通ったものの、3年生で日本の小学校に編入。日本語がいっさい話せなかったことから、からかいの対象となったユージさんは、私立中に入学するタイミングで “不良の道” へと舵を切ったといいます。
そして、ヤンチャな仲間とつるんだ結果、中2で退学になり、東京・東中野の公立中学に編入。『新宿(の連中)ともいろいろありました』『フィジカルコンタクト(ケンカ)が多かった』など、言葉を選びながら当時を振り返っていました」(芸能記者)
高校へ進学するも、変わらず不良の道に染まっていたユージは、学校へはあまり行かず、毎日、建設会社で働く日々。日給1万円ほど稼げたため、一人暮らしを始めていたが、あるとき事件が起きたという。
「『母親との確執がすごくて、揉めて揉めて』と切り出したユージさんは、『一人暮らししてて、起きたら、母親が僕の上に馬乗りになって、包丁持ってたんですよ』と衝撃の告白をしました。
ベッドに寝ている自分の上で、涙をぼたぼたこぼしながら包丁を持つ母親を見て、ユージさんは『俺、殺されるかもしれない』と思ったものの、一瞬の隙をついて母親を振りほどき、『何やってんだよ!』とキレたそう。
母親は号泣しながら『あんたを殺して私も死ぬ!』などと叫んだそうです。ユージさんはやむにやまれず、母親を羽交い締めにした状態で警察を呼んだといいます」(同)
そんなユージは、2014年、7歳年上の一般女性と結婚。いまや4児のパパにして、タレントとしても『ゴゴスマ』(TBS系)月曜レギュラーを筆頭に、『ノンストップ!』(フジテレビ系)水曜レギュラー、月曜から金曜のラジオ『ONE MORNING』(TOKYO FM)のMC、さらに、NHKの旅番組『ノルノルミシル!』、365日放送がある通販番組『ディノスTHEストア』(フジテレビ系)など、押しも押されもせぬ “売れっ子タレント” の1人となった。
スポーツ紙記者が語る。
「テレビ出演以外にも、ユージさんが10代の頃、土木、解体、塗装など建設に関わる仕事をしていたことを知った大手デベロッパーの社長から声をかけられ、マンション1棟をまるまるプロデュースするなど、順風満帆です。
『『街録ch』で、『僕のコンセプトは「バレずにブレイク」』と語っていましたが、その意味では、完全に本人の目論見どおりかもしれません」
自分が親になって、母親の当時の心境が痛いほどわかるとし、「死ななくてよかったです、僕も母も」と、つぶやいたユージ。 ふだん、YouTubeなどで見せている子煩悩なパパの裏には、人知れぬ “暗黒時代” があったようだ。