
快進撃を続けるMrs. GREEN APPLE
10月10日、「デイリースポーツ」が、Mrs. GREEN APPLE(以下「ミセス」)の気になる今後について報じた。「ミセス『フェーズ2』終了か 活動休止の噂で業界内に不安の声」という見出しで、活動休止の可能性を伝えたのだ。
芸能記者が語る。
「報道によれば、2025年7月にリリースしたデビュー10周年記念ベストアルバム『10』を節目に“フェーズ2”を終了し、再びバンド活動を休止させて、ボーカル・ギターの大森元貴さんがソロ活動に専念する可能性も考えられるとのことです。
ミセスは2020年にデビュー5周年を記念したベスト盤『5』をリリースした際、『フェーズ1完結』を宣言し、約2年の活動休止に入りました。2022年の『フェーズ2』始動後は『輝く!日本レコード大賞』(TBS系)の2年連続受賞など飛躍を遂げましたが、前回と同じ流れで、再び活動休止に入るのではないかという見方があるのです」
大人気バンドの噂について、ファンは意外にも冷静だ。
《いくらなんでも、働き過ぎ・働かせすぎ》
《働き過ぎだから、休んだらいいと思う》
と、Xでは、むしろ活動休止に納得する声があがっているのだ。背景にある彼らの多忙ぶりを、芸能プロ関係者が語る。
「2024年、5カ月連続リリースを果たしたミセスですが、2025年はそれを上回る6カ月連続で作品を発表しています。このハイペースな制作活動が負担となっているのではないか、と指摘する声もあがっています」
怒涛のリリースラッシュに加え、3人はライブやフェス、音楽番組の出演も積極的だ。
「2025年2月には初の韓国単独公演を実施し、6月には自分たちが主催する音楽イベント『CEREMONY』を開きました。7月には大型フェスにゲスト参戦し、横浜・山下ふ頭で2日間で10万人を動員した野外ライブも開催。さらに夏の各局の音楽特番にも、立て続けに出演しています。飾らないキャラクターが人気で、バラエティ番組にも引っ張りだこです。12月からは、大森さんの頭のなかやクリエイティビティを体感できるという展覧会『MGA MAGICAL 10 YEARS EXHIBITION Wonder Museum』が開催予定です。さらに10月末からは自身最大規模となる55万人動員予定の初の5大ドームツアーがスタートするなど、休む暇がないほどの過密スケジュールです」(同前)
バンド活動と並行して、個人活動も広がっている。
「大森さんは映画『#真相をお話しします』でtimelessz・菊池風磨さんとダブル主演を務め、NHK連続テレビ小説『あんぱん』では、作曲家・いせたくや役を好演しました。若井滉斗さんは音楽番組『M:ZINE』(テレビ朝日系)でMCを務め、キーボードの藤澤涼架さんは映画『ベートーヴェン捏造』で映画初出演を果たしました。これだけ活動を詰め込んでいては、心身ともに限界が来てもおかしくありません」(同前)
果たしてミセスはどんな選択をするのだろうか。