
10月11日、『文春オンライン』が報じたのは、女優・米倉涼子が麻薬取締法違反容疑で厚労省関東信越厚生局麻薬取締部の捜査を受けているという衝撃的なニュースだった。この報道を受け、SNSでは同じ“涼子”の名を持つ広末涼子との“共通点”が指摘されている。
芸能記者が語る。
「報道によれば、8月20日に米倉さんの自宅マンションに家宅捜索が入り、その2日後、彼女はヨーロッパへ渡航。ロンドンなどを約2週間周遊したのち帰国したものの、帰国後は複数のイベントを相次いでキャンセルしていたそうです。Instagramも8月19日を最後に更新が止まっていたことから、“異変”がささやかれていました」
2019年に「脳脊髄液減少症」、2022年には「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」を公表していた米倉。その後は手術を受けて快復傾向にあり、2024年6月放送の『あさイチ』(NHK)では「5月くらいから急に元気になってきました」と笑顔を見せていたのだが……。
一方で、もう1人の“涼子”もトラブル続きだ。
「2023年、広末さんは人気シェフ・鳥羽周作氏とのダブル不倫が発覚。双方とも離婚したのち、彼女は昨年、所属事務所を退所して独立。本格的に芸能活動を再開させた矢先の今年4月、自動車事故を起こし、搬送先の病院で看護師に暴行を加えたとして現行犯逮捕されました。検査で薬物反応は出ませんでしたが、5月には双極性感情障害および甲状腺機能亢進症を公表し、芸能活動を休止しています」(同前)
10月4日放送の『オールスター後夜祭’25秋』(TBS系)では、そんな彼女の交通事故をクイズの題材として扱ったことが物議を醸し、広末側が抗議。結果、TBSは謝罪を行った。
災難が続く2人に対し、X上では、こんな声が。
《全く涼子って名前はお騒がせな奴が多いな!》
《楽天モバイルは火薬庫か》
彼女たちには“楽天モバイル”の広告塔という共通点がある。
「2020年に米倉さんが最初に起用され、翌2021年6月には広末さんが今田美桜さん、サンドウィッチマンとともに仲間入りしました。しかし今回の件を受け、出演者が相次いでトラブルを起こしたことが注目されている形です。もっとも、楽天にとっては完全に想定外の展開でしょう」(同前)
『WEB女性自身』は、米倉に関する新たな動きを報じている。
「米倉さんの事務所が『楽天モバイル』との広告案件について、“当面の間は仕事を控えたい”と要請しているというのです。2020年にオスカープロモーションを退社した彼女にとって、このCMは独立後初の大型仕事でした。自ら降板する動きを見せたことに、事態の深刻さがうかがえます」
情報は錯綜しているものの、ファンの胸中は複雑だ。