
小島瑠璃子
“こじるり” ことタレントの小島瑠璃子が、10月12日、自身のInstagramで、芸能活動の再開を発表した。だが、懐かしささえ漂うこの名前が、今のテレビでどのくらい通用するのか、不安視する声も少なくない。
「2023年、デビューから16年在籍してきたホリプロを退社した小島さん。2歳年下の実業家の男性との結婚、第1子妊娠、今年2月の夫の急逝を経て、12日に約2年半ぶりの活動再開を報告した形です。翌13日には、同じくインスタで、自身を社長とする個人事務所の設立を発表。会社のロゴデザイン、ホームページを紹介していました」(芸能記者)
着々と芸能界への復帰を進める小島。13日にはYouTube番組『リハック』に出演し、その裏側を語っている。
「活動再開にあたり、『ホリプロともお話をしたんですけど、戻らずに個人でやっていくことにしました』と、改めて独立への強い意志を語っていました。また、今後の方向性として『人の魅力にスポットライトを当てるっていう事業もできたらうれしいし、そういう番組に関わることができたらそれもうれしい』と抱負を述べていました」(同)
かつてバラエティ界をけん引し、「こじるり無双」の異名を取った彼女だが、X上では
《ママタレ枠とかはシンドイ》
《小島瑠璃子枠にはもう山崎怜奈がいるからな〜》
など辛口の意見が寄せられている。
「『人の魅力にスポットライトを当てたい』と語っていることから、トーク番組のMCやインタビュアーに興味が向いているのかもしれません。
ただ、この領域はすでに飽和状態。フリーの女子アナや知性派タレントが多く、同じポジションにはなかなか入りづらい。昨年出産した長男を1人で育てている小島さんですが、シングルマザー枠も、小倉優子さん、西山茉希さん、千秋さんらがいます。
今さらバラエティの最前線で活躍できる雰囲気でもなく、どの路線でも競合が激しいのが現実です」(芸能プロ関係者)
そんななか、Xでは
《まず大阪に来て上沼恵美子さんかメッセンジャー黒田さんにズバッとイジってもらうべき》
と、「大阪で洗礼を浴びよ」というアドバイスも。
「東京の地上波はコンプライアンスが厳しく、スポンサーやネットの反応をうかがっています。しかし、大阪なら、上沼恵美子さんのようにセンシティブな話題もズバッと聞いて笑いに変えるタレントがたくさんいますし、そうした文化もある。
『キングダム』原作者・原泰久氏との交際や、夫の死別、さらには中国留学など、どこまで踏み込んでいいのか迷ってしまうことも、洗いざらい語ることで、東京でもオファーしやすくなるかもしれません。
ただ、子供がいるので、地方行きはなかなか現実的ではないかもしれませんが……」(前出・芸能プロ関係者)
ネット番組『リハック』では、「この子にご飯を食べさせなきゃいけない、この子をどうにかしなきゃいけない」と、わが子の存在が原動力だと明かした小島。決意の再始動がうまくいくことを願うばかりだ。