
10月13日、YouTube『よにのちゃんねる』の『#465【ドライブ!!】久しぶりの3人の日』が配信された。恒例となっている車中トークでのやりとりの中で、Hey! Say! JUMPの山田涼介が発した一言が、ファンの間で波紋を呼んでいる。
「番組の冒頭、二宮和也さんが『じゃいいよ、俺が運転してあげるよ』と言いながら運転席に乗り込むと、山田さんは助手席に乗り込みました。その際、『いろいろありますよね、人生』とつぶやきました。これに二宮さんが『まぁまぁまぁ、そうだよね。いろいろあってこその人生だから』と返す一幕がありました。ファンはこの時点で山田さんの異変を感じ取っていたようです」(放送作家)
その後、山田と菊池風磨が郷ひろみのシングル『言えないよ』(1994年)を口ずさみながら「言えないです。申し訳ないです」と話す場面もあった。二宮が「多いよね、言えないことって」と続け、山田も「それはそう」と短く応じていた。
一見、軽い掛け合いのようなやりとりだったが、ファンはこの“言えない”という言葉に敏感に反応した。8月28日をもってHey! Say! JUMPを卒業した中島裕翔の存在を思い出す視聴者が多かったのだ。
X上では、
《「言えないよ」ってことを言ってもらえたことで、「言えないこと」なんだなって理解した》
《裕翔くんのことやっぱり言えないんだね》
《山田くんから「いろいろありますよね人生」って切り出すの本当に珍しい》
中島の卒業は異常なものだったと芸能ジャーナリストは解説する。
「ファンクラブ向けメールで卒業当日に『今後は俳優業を主軸に活動したい』と発表されましたが、わずか数週間前のInstagramライブでは『a-nationの打ち合わせをした』と語っており、急な発表に衝撃が走りました。さらに、その後のa-nationでも中島さんの話題は一切触れられず、7人で公演をやりきりました。沈黙が続く中、ファンはこの異常な卒業劇がなんだったのか、依然としてスッキリしないままです」
続けてこう分析する。
「山田さんが発した“いろいろありますよね”という言葉は、表向きには一般的な発言ですが、タイミング的に中島さんの件を意識せざるをえません。中島さんの突然のグループ脱退の動揺が続くなか、山田さんはファンに対して誠実に向き合おうとしている印象です。わざと隠しているのではなく、言葉を選びながら“言えないこともあるんだ”と最大限のメッセージを伝えようとしているのではないでしょうか」(前出・芸能ジャーナリスト)
頑なな沈黙の中にこそ、山田の複雑な心情がにじんでいる。