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『TVタックル』出演女優の“中国の支配”肯定発言で「カットできたのでは?」番組に批判殺到…テレ朝の編集方針に疑問

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記事投稿日:2025.10.15 15:00 最終更新日:2025.10.15 16:33
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
『TVタックル』出演女優の“中国の支配”肯定発言で「カットできたのでは?」番組に批判殺到…テレ朝の編集方針に疑問

 

 

 10月12日の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系、以下『TVタックル』)に出演した、中国出身の女優・高陽子(コウヨウコ)の発言が物議を醸している。この騒動で、番組にも厳しい目が注がれているようだ。

 

 問題となったのは、「高市新総裁への期待と不安 外交問題は?」というテーマ。自民党の高市早苗新総裁の外交政策に関して、元宮崎県知事の東国原英夫氏、経済評論家の岸博幸氏、起業家の安部敏樹氏を交えて、白熱した議論が交わされたのだが……。

 

「アメリカのドナルド・トランプ大統領の関税交渉をめぐる話題で、岸さんが『世界中はいま、トランプさんに逆らえません』と、強気な外交姿勢を分析したところ、高さんは『本当に(アメリカに)逆らったらどうなるんですか?』と質問しました。東国原さんが『中国が出てきます』と答えると、高さんは『出てきて日本はどうなるんですか?』と尋ねました。

 

 東国原さんが『中国の支配下になります』と話したところ、高さんは笑顔を浮かべて、『いいじゃないですか!』と発言したのです。日本が中国の支配下になることを肯定するかのような発言に対し、SNSで『こういう考えの人出さないでほしい』と炎上しました」(芸能記者)

 

 高は、2025年1月に放送された奈緒と松田龍平が主演を務めたドラマ『東京サラダボウル』(NHK総合)に出演するなど、日本での活躍の幅を広げている。そんな女優の“中国の支配下”をめぐる発言は波紋を広げているが、Xでは

 

《TVタックルって生放送じゃないですよね。敢えて編集カットを選ばずに放送した意図を知りたい》

 

《カットしようと思えばカットできたんでは?あえて流したTV局、何を考えているんでしょうか?》

 

《中国に日本が支配されるって意見に 「良いじゃないですか」これを編集せずにオンエアするテレ朝ヤバすぎない?》

 

 といった、『TVタックル』に対する批判の声も聞かれている。

 

 ビートたけしが総合司会を務める同番組は、1987年から政治を題材にした討論バラエティとして約40年にわたって放送されてきた。今回の騒動で、番組の姿勢に疑問を持たれてしまったようだ。

 

「日本と中国をめぐる関係は、人によってさまざまな意見があり、難しい問題です。それだけに、地上波で放送するうえで、慎重な扱いが求められます。また、中国に限らず、特定の国の“支配下”になることを肯定するかのような発言は、SNSで炎上するリスクをはらんでいます。『TVタックル』は事前に収録したものを編集して放送していますが、高さんの発言をそのまま流した番組の判断に違和感を持つ人もいたようです」(前出・芸能記者)

 

 物議を醸すことになった発言が飛び出した際、スタジオの反応も気になるものだったという。前出の芸能記者が続ける。

 

「高さんの発言に対し、東国原さんはあ然とした表情を浮かべ、進行の阿川佐和子さんも困惑していました。ほかの出演者からも、『えー!』『絶対ダメだよ』という声があがり、スタジオは一時、騒然としたのです。この場面を流した局側の編集方針が問われかねません」

 

 さまざまな時事問題に踏み込み、熱い議論を交わすのが番組の持ち味だが、制作陣による冷静な視点も求められる。

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