
鈴木奈穂子アナ
10月14日、2025年の大晦日に放送される『第76回NHK紅白歌合戦』の司会者が、綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナウンサーの4名になることが発表された。今田は初めての司会挑戦となる。
「『紅白歌合戦』の司会は、NHKの話題ドラマに出演するなど、局への“貢献度”で決まるといわれています。
今田さんは『アンパンマン』の生みの親、やなせたかしさんの妻を主人公のモデルにした連続テレビ小説『あんぱん』に出演。そして有吉さんは『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』のレギュラーを持ち、綾瀬さんは6月放送の『ひとりでしにたい』で、伯母の孤独死をきっかけに親の介護、老後費用などを考えるようになる、婚活に夢中の独り暮らしOLを好演し、若い世代が終活について考えるきっかけになりました」(芸能記者)
『紅白歌合戦』の司会は、有吉ですら、2023年の初司会時には、藤井フミヤと『白い雲のように』を歌ったあと、靴を履かずに司会位置に戻るなど、極度の緊張状態を強いられることで知られる。
「そうしたなかで重要になるのが局のアナウンサーです。アナウンスのスキルだけでなく、ディレクターレベルの番組進行術も求められます。
そのため、これまでも実力派のアナウンサーが複数年連続で司会を務めることが多く、おもなところでは宮本隆治さんが6年連続、女性アナウンサーでは有働由美子さんが3年連続、桑子真帆アナが2年連続で務めています。鈴木奈穂子アナも2年連続です」(NHK関係者)
鈴木アナの起用が決まると、Xには
《NHKの鈴木奈穂子アナウンサーの信頼感》
《鈴木奈穂子アナウンサーも2年連続とは思いませんでした。好きなアナウンサーなのでうれしい》
《鈴木奈穂子アナの的確な進行が良さそう》
など、司会としての活躍を期待するポストが寄せられた。
「鈴木アナはこれまで、『NHKニュースおはよう日本』『ニュースウオッチ9』『NHKニュース7』など看板番組を担当し、2021年からは朝の情報番組『あさイチ』のメインキャスターとなりました。お笑いコンビ博多華丸・大吉との軽妙なやりとりや、直前に放送される朝ドラの感想を涙ながらに語るシーンが、しばしばSNSで話題になっています」(前出・芸能記者)
この“等身大”が鈴木アナの魅力だが、10月6日の『あさイチ』では、なんと「夫の立ちション」について赤裸々に告白して、視聴者を驚かせた。
その日のテーマは「トイレの尿の飛び散り」。夫や子どもがトイレで「立ちション」をするため、トイレが汚れる、という悩みが語り合われた。そのなかで、鈴木アナは「うちも夫と、何度も何度も話し合いを重ねて、ようやく座ってしてくれるように。時間かかりました」と告白した。
さらに、夫が「朝は立ってしたいんだよね」と、立ちションの理由を明らかにしたと語ると、スタジオは笑いに包まれた。
『紅白』でも、明るい司会ぶりが見られそうだ。