
10月14日、『第76回NHK紅白歌合戦』の司会者が発表され、有吉弘行、綾瀬はるか、今田美桜、鈴木奈穂子アナウンサーが務めることが分かった。その裏で姿を消したのが橋本環奈。昨年まで3年連続で司会を務め、今年も朝ドラのヒロインを務めていたのだが……。芸能記者が語る。
「今田さんは朝ドラ『あんぱん』のヒロインとして平均視聴率16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)の好成績を残し、初の大役を射止めました。綾瀬さんは2013年、2015年、2019年に続いて6年ぶり4度目の登板ですが、期間を置いての再起用は極めて異例です。ここで注目すべきなのが、橋本さんの“落選”です」
2022年の初司会から堂々と場を仕切り、アーティストとのコミュニケーションも好評だった橋本。だが今回の人事にX上では、
《橋本環奈ちゃん紅白の司会クビになったのね、朝ドラのおにぎりだかおむすびだかが酷かったものね》
《橋本環奈は朝ドラ低視聴率とパワハラ疑惑が大きすぎたわな》
といった厳しい指摘が相次いでいる。今年の彼女は逆風続きだった。
「初のヒロインを演じた『おむすび』は朝ドラ史上最低となる平均視聴率13.1%を記録。9月に公開された主演映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』も公開3日間での興行収入は1億4783万円にとどまりました。前作は2022年公開のホラー映画No.1となる興収11.8億円をマークしただけに、前作比8割の失速は目立ってしまいましたね。また、テレビ朝日系の連続ドラマ初主演となった『天久鷹央の推理カルテ』で異色の天才ドクター役に初挑戦したものの、平均視聴率5.8%と振るいませんでした」(芸能プロ関係者)
さらに昨年飛び出した“醜聞”も、世間を騒がせ続けた。
「2024年10月に『週刊文春』が報じたマネージャー8人退職のパワハラ疑惑も、今回の『紅白』の人選に影響しているのかもしれません。橋本さんが『使えねえ』と叱責していたなどと報じられ、2025年1月には『文春オンライン』で元マネージャーが内情を暴露する続報まで出ました。NHKとしてもこうしたイメージダウンを考慮した可能性があります。綾瀬さんは大河ドラマ『べらぼう』のナレーションを務めるなど同局お気に入りの“切り札”的存在ですから、安全策を取ったのでは。
橋本さんといえば、一昨年は340万円のドレス、昨年は大きな赤い花を複数あしらったドレスやゴールドのオフショルドレスなど華やかな衣装が毎回話題となっていただけに、紅白から姿を消すのは寂しいですが、現実は厳しいということでしょう」
来年の巻き返しに期待だ。