
『ドクターX』の会見で並ぶ米倉涼子と故・西田敏行さん
米倉涼子が、麻薬取締法違反容疑で厚労省関東甲信越厚生局麻薬取締部の捜査を受けていたと、10月11日配信の「文春オンライン」に報じられた。
「記事によると、8月20日に自宅マンションに家宅捜索が入ったといいます。さらに、米倉さんの “ガサ入れ” 報道直前の6日には、米倉さんと半同棲していると報じられてきたアルゼンチン人ダンサー、ゴンサロ・クエッショ氏に “異変” が。今月から講師を務める予定だったダンススクールが《諸事情により帰国が延期になった》と発表しているのです。
報じられたガサ入れとゴンザロ氏の関連は不明ですが、『米倉さんは彼氏のトラブルに巻き込まれたのでは』などの憶測も広まっています」(芸能担当記者)
米倉については、イベントを相次いでドタキャンしているとも報じられ、心配が集まっていたところだった。Instagramは8月19日から更新がストップしており、報道と照らし合わせると、家宅捜索を受けたとされる8月20日以降、更新されていないことになる。
米倉の身にいったい何があったのか。振り返れば、米倉の精神的な負担はここ数年でたび重なっていた。
「2019年には『脳脊髄液減少症』を患っていることを公表。さらに2022年には『急性腰痛症および仙腸関節障害による運動機能障害』のためにドクターストップがかかり、思い入れのある主演ミュージカル『CHICAGO』を降板するなど、近年は病気に悩まされてきました。
こうした身体的な不調のなかで、2020年に大手事務所を独立したこともあり、『精神的にかなり無理をしているのでは』と、かねてから周囲も心配していました。
業界内でこうした心配が囁かれるようになったきっかけには、もうひとつ、今年2月の米倉さんの “異変” があったんです。
2月、俳優・西田敏行さんのお別れ会が開かれ、『ドクターX』(テレビ朝日系)シリーズで11年にわたって共演した米倉さんは、弔辞を読む大役を任されたのですが……。
ふだんはクールな米倉さんが、このときは激しく涙を流していたのです。当然、恩人の訃報に際してのことですから、悲しみがあふれ出すのは当然のこと。しかし、米倉さんのあまりに激しい様子は、周囲が心配するほどでした。
その席ではお酒も振る舞われたのですが、乾杯のときしか口にせず、ソフトドリンクで通していたそうです。
こうした憔悴の約半年後に、今回の件で家宅捜索されたということになります。さらに、6月のイベントでは “激やせ” が指摘されていました。米倉さんの心痛は計り知れないほど大きかったのでしょうね」(同)
米倉の今の心境は……事態の説明を含め、本人からの弁が待たれる。