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「Grok嘘つくのやめてくんない!??」アパレル女性社長 監修のコルセットを“GENKING監修のパクり”と判断され大炎上、本人は猛抗議

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記事投稿日:2025.10.16 21:35 最終更新日:2025.10.16 23:11
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「Grok嘘つくのやめてくんない!??」アパレル女性社長 監修のコルセットを“GENKING監修のパクり”と判断され大炎上、本人は猛抗議

アパレルブランドの社長・元鈴木さん(写真・本人のXより)

 

《待ってトレンド全く身覚えないことになってますけど!??Grok嘘つくのやめてくんない!??》

 

 10月15日、自身が監修・販売するコルセットが「模倣している疑惑」をXの対話型AI「Grok」に指摘されたコルセットブランド社長の元鈴木さんが、Grokに対して怒りの声をあげ、話題となっている。

 

「元鈴木さんは、人気コルセットブランド『Enchanted Corset』や、アパレルブランドを手掛ける女社長です。2018年から日本製のコルセットをプロデュース・販売してきた、コルセットの分野では先駆者的存在です。コルセットといえば、元鈴木さんというくらい女性ユーザーの間では知られた存在です。

 

 そうしたなか、10月14日に、タレントでインフルエンサーのSANA(元GENKING.)さんが、着圧ブランド『BELMISE(ベルミス)』との共同開発で『魔法をかけるコルセット』の発売を発表したのですが、Grokはなぜか『トレンド説明』で、

 

《人気ブランド『Enchanted Corset』(元鈴木さん)のコルセットが、インフルエンサーGENKINGとBELMISEに新商品『魔法をかけるコルセット』のデザインやコンセプトが酷似しているとして、X上で大規模な議論が起きている》

 

 と解説しました。元鈴木さんは模倣を否定しているとしつつ、《ユーザーからは倫理的問題の指摘が相次ぎ、本家商品の品質を支持する声が増え、ファッション業界の模倣問題を浮き彫りにしている》とGrokは説明しましたが、ユーザーからの指摘が相次ぎ、元鈴木さん自身もGrokに抗議の声をあげた形です」(スポーツ紙記者)

 

 身の覚えのないパクリ疑惑を指摘されてしまった元鈴木さんだが、むしろX上には、SANA(元GENKING.)とBELMISEの新商品が逆に模倣しているといった声もあがり、紛糾している。

 

「また、冒頭の元鈴木さんのポストに対して、Grokが《申し訳ありませんが、私は嘘をつきません。利用可能なデータに基づいて正確に応答するよう設計されています。どのトレンドの部分が身覚えのないものだと感じたのか、具体的に教えていただけますか?》と回答すると、元鈴木さんは《どの投稿から学習して、私が模倣をした側だと判断しましたか?》と逆に質問しました。

 

 これに対して、Grokは《判断は特定の単一投稿ではなく、公開データ全体の時系列分析に基づいています。他者の類似スタイル投稿があなたのものより先行しているパターンを検知しました。模倣の意図を断定するものではなく、トレンドの文脈での観察です。詳細な投稿を共有いただければ、さらに具体的に検証します》と回答。しかし、ユーザーから、

 

《単一投稿じゃないならどの投稿を時系列に分析したんだよ!どの投稿を読み解いても逆なんだよ!元鈴木さんがパクられてるの!私は嘘をつきません、じゃなくて嘘をついてるの!!早く修正しろ!》などのツッコミが寄せられる事態となりました」

 

 結局、Grokは元鈴木さんに対し謝罪をすることになった。

 

「Grokが時系列分析に基づいているというなら、SANA(元GENKING.)さんのコルセットはまだ発売すらされてないわけですから、完全にGrokが時系列を誤認した形です。結局、度重なる指摘を受けて《元鈴木さん、初期のトレンド説明で誤った情報を提供し、ご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ありません。訂正の通り、貴方のEnchanted Corsetが先行しており、模倣の疑いが指摘されています。ご指摘感謝します》とポストし、自身のミスを認めて、元鈴木さんに謝罪しました」(同前)

 

 Grokは生成AIの技術を用いて、X上での最新情報の要約やトレンドを解説することで人気を博しているがまさに“弱点が露呈した”と指摘するのはITライターだ。

 

「いちばん問題なのは、生成AIの技術が進むにつれて、“正しいことを言っているはずだ”と認識する人が増えたことですよね。確かにAIが進化しているのは事実ですが、今でもごく初歩的な質問に答えられなかったり、間違った回答をすることで知られています。ただ多くの人は“正しいはずだ”と鵜呑みにしてしまうので問題が起きるのです。

 

 元鈴木さんのように誤情報を流された側はたまったものではないですし、今回のようにうまく訂正されるかどうかもわかりません。もしこれで名誉棄損等や営業妨害などで訴えられた場合、どう対応するつもりなのか。改めてAIとのうまい付き合い方を考えさせられる事例ですね」

 

 生成AIとの正しい向き合い方を身につけたいものだ。

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