
黒木メイサ
《令和の峰不二子多いなw》
10月13日、お笑い芸人の田村淳が、Xにそんなひとことを投稿。17日時点で、618万回のインプレッションを集める注目度となっている。
「峰不二子といえば、漫画やアニメの『ルパン三世』(1971年にテレビアニメ化)に登場する、美女キャラクターのレジェンド的な存在です。ルパンの敵だったり、味方だったり、ときには恋人だったりと、ルパンを翻弄する悪女としても知られます。
身長167cm、体重50kg、スリーサイズはバスト99.9cm、ウェスト55.5cm、ヒップ88.8cmと、抜群のスタイル。誰もが知る美女のアイコンであることから、芸能界では昔から、スタイルのよいグラビアアイドルなどを売り出すときに『○○の峰不二子』というキャッチコピーが使われてきました。
ここ最近、再びキャッチコピーに峰不二子が使われるようになり、田村さんのポストにつながったようです」(芸能記者)
田村のポストには、《多分、時代が峰不二子のスタイルに追い付いたんでしょうね》といった声が寄せられているが、
《平成の峰不二子達はどこいったんでしょう???》
《昭和の峰不二子おっても流石にニッチすぎるニーズだし》
など、昭和や平成の峰不二子が誰なのか、気になり出した人もいるようだ。
「直近で『令和の峰不二子』と称されるところでは、2023年、明石家さんまさんに『いまもっとも気になる女性』と紹介された、モデルでインフルエンサーの阿部なつきさんですね。
また、『リアル峰不二子』の異名を取るところでは、小倉ゆうかさんや染谷有香さんなどがいます。さらに、『茨城県産の峰不二子』をキャッチコピーとする大庭すみ花さんなども。
ちなみにこの4人のなかだと、身長や公称のスリーサイズが峰不二子にいちばん近いのは、バスト91・ウエスト57・ヒップ88の大庭さん、次点が92・60・88の染谷さんになります。
それ以前の『峰不二子』と称されることが多かったのは、鈴木ふみ奈さん、さらにさかのぼれば、藤原紀香さんでしょう。
藤原さんにいたっては、1999年に原作者の故・モンキー・パンチ先生と対談した際、『紀香さんをイメージした不二子を描いてみたよ』と、サプライズでルパンとのツーショットのイラストを渡されているほどです」(前出・芸能記者)
また『ルパン三世』は過去に2度、実写化されている。1974年の『ルパン三世 念力珍作戦』では江崎英子が、2014年の『ルパン三世』では、黒木メイサが不二子役をつとめている。宝塚では、2014年の公演『ルパン三世』で、大湖(だいご)せしるが演じている。CMでは、2013年に元AKB48の秋元才加がコスプレを披露した。
漫画やアニメに詳しいサブカル系ライターが語る。
「ほかにも、菜々緒さんを推す声も多いですが、いずれにしても、アニメ界最強のプロポーションと称される峰不二子のスタイルをリアルに再現できる女性は、そうそういないでしょう。
まして峰不二子は、『ルパン三世』のアニメが直撃する世代の男性から、ある種、神聖視される存在のため、《そう簡単に不二子ちゃんの名を付けるのはよさないか?》《峰不二子風をメディアがバンバン出しすぎ》など、安易に名乗ってほしくないという声も多いですね」
田村のポストを意識してか、Xでは何人かのグラドルが《令和の峰不二子にどうですか》と、自身の写真を公開している。宇佐美なおは《令和の峰不二子はいればいるほどいいってことです!》とポストしているが、昔もいまも、峰不二子は、男女問わずあこがれの存在ということは不変のようだ。