
米倉涼子
米倉涼子が、麻薬取締法違反容疑で厚労省関東甲信越厚生局麻薬取締部(マトリ)の捜査を受けたという記事を「文春オンライン」が伝えたのは、10月11日のことだった。
「記事は8月20日、米倉さんの自宅マンションに、マトリの家宅捜索が入ったことを伝えています。捜索から2日後、米倉さんはヨーロッパを訪れたとされていますが、9月17日の『バーニーズニューヨーク銀座本店・アンバサダー発表会』を突然、キャンセル。10月9日には『NEWSポストセブン』が、9月25日に予定されていた英国高級自動車ブランドのアンバサダー就任発表会も米倉さんサイドが辞退し、イベントそのものが中止になったことを報じました。その後、10月6日の『第21回クラリーノ美脚大賞2025』授賞式も体調不良を理由に欠席するなどイベントのキャンセルが続きました」(芸能記者)
8月19日以降、InstagramなどSNSの更新もストップしており、マスコミからの問い合わせにも応じることがないという。
「現在の状況がはっきりしないなか、報道ばかりが先行することで、米倉さんが出演しているCMにも影響が出てくる可能性があります。米倉さんは人材紹介企業の『アクシスコンサルティング』『楽天モバイル』、コーセーコスメポートのスキンケアブランド『グレイス ワン リンクルケア』などのCMに起用されています」(同前)
また、2020年1月に発覚した「恋人」のアルゼンチン人タンゴダンサー、ゴンサロ・クエッショ氏が家族の体調不良のためアルゼンチンに帰国し、再来日が遅れていることも、米倉のメンタルにダメージを与えているといわれている。
長期にわたり米倉が沈黙を貫くなか、じつは芸能マスコミの間では「10月17日に何らかの動きがあるのでは」とささやかれていた。
「10月17日は、俳優の西田敏行さんの一周忌だったんです。
西田さんは、2013年10月にスタートし、米倉さんの代表作ともいえるドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズ(テレビ朝日系)の2作めから、外科医役の米倉さんと対立する病院長・蛭間重勝役として出演していました。
プライベートでも親交があり、お互い『敏ちゃん』『涼子ちゃん』と呼び合うほどの仲だったんです。西田さんの訃報を聞いたときは、電車のなかにもかかわらず大声で泣いたそうです。
2月18日の西田さんのお別れの会では弔辞を読み上げ、『本当は悲しいし、まだまだたくさん同じ時間をすごしたかったけれど、天国からこれからもずっと日本のエンターテインメント界を見守ってください。そして気が向いたら私の体を使ってお芝居をしに来てくださいね。大好きだよ』と号泣しながら語りかけ、周囲の涙を誘っていました。そのため、『西田さんとの思い出を語るのではないか』とみられていたのです」(芸能事務所関係者)
しかし、米倉がSNSなどを更新することはなかった。表舞台から姿を消し、沈黙を続ける国民的女優に、何が起きているのだろうか。