
ミラノ出発前の羽田でスタッフに囲まれる目黒蓮(2024年)
10月19日、妻夫木聡が主演を務める日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(TBS系)の第2話が放送された。競馬をめぐる熱いストーリーは好評だが、“ナレーション”に不満が寄せられているようだ。
同作は、競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続ける熱い大人たちが、家族や仲間との絆で奇跡を起こしていく物語。人間と競走馬の20年にわたる壮大なストーリーだが、出演者も豪華だ。
「元税理士で競馬の世界に飛び込む主人公を妻夫木さん、人材派遣会社の創業者である馬主役を佐藤浩市さんが演じます。2人を中心に、小泉孝太郎さんや黒木瞳さん、松本若菜さん、沢村一樹さん、Snow Manの目黒蓮さんらが出演します。目黒さんはまだ本編には登場していませんが、第1話から物語のナレーションを務めています」(スポーツ紙記者)
第2話は、妻夫木と佐藤が中央競馬で1勝を目指すため、調教師探しに奔走する様子が描かれた。競馬に関する専門用語をナレーションの目黒が説明する場面があったが、放送後のXでは
《滑舌悪い》
《聞こえづらすぎる…》
《聞きづらくてしんどい》
など、目黒の声に不満を抱く声が聞かれていた。
「目黒さんはふだんより低めのトーンで、落ち着いた口調でナレーションを担当しており、ファンから好評です。ただ、人によっては、その低音の語り口に関して、ボソボソ話しているような印象を受けるのか、聞き取りにくく感じてしまうようです」(芸能記者)
目黒は2022年のドラマ『silent』(フジテレビ系)での演技が、俳優として注目を集めた。その後も、多くのドラマや映画に出演しているが、声に関して、“課題”が懸念されていたという。
「2024年の、目黒さん主演のドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)では、目黒さんのセリフに関して、SNSで『ボソボソしゃべるから聞こえない』という声もあがっていたのです。以前から、ファンの間でも、俳優として露出を増やす目黒さんのしゃべり方を心配する声はありました。『silent』は手話での演技が多かったですが、最近は長いセリフを読みあげる役も増えています。今回は、日曜劇場のナレーションという、声に注目が集まる起用だったため、余計に声を気にする人も多いようです」(同前)
まだドラマは始まったばかり。終盤には、目黒の語り口がクセになる視聴者が増えているかもしれない。