
『24時間テレビ』で髙橋海人の代役を務めた松田元太
10月20日、お昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)が放送。同日のゲストには、5人組ジュニアグループの「KEY TO LIT(キテレツ)」が登場した。同じ事務所で、月曜レギュラーのTravis Japanの松田元太ともトークを盛り上げていたが、その中でのある内容がファンの反感を買ってしまった。
「KEY TO LITは、今年2月に『美少年』『HiHi Jets』『7MEN侍』と、一部の『少年忍者』メンバーをシャッフルし再編成して誕生したグループです。グループで初めてのバラエティー番組出演となった今回。まだデビューはしていないものの、スタジオの外観覧には1300人ほどが集結し、その人気度を物語っていました」(テレビ局関係者)
同番組では、グループやメンバーの素顔について深掘りした。番組中盤には、番組レギュラー陣がゲストに勝手なイメージを質問していくコーナーがオンエア。レギュラー陣がグループへ質問していく中、松田が、「これだけ多彩なのに、まだデビューしていないんですよ。だからデビュー早くしたいっぽい」とメンバーへデビューへの思いを質問。それに対して、メンバー5人全員が丸の書かれた札を上げ、同意した場面が放送された。
しかし、この一部始終が物議を醸し、松田の発言に反発する声が上がったのだ。
《ほまにデリカシーなくてビックリだわ》
《いやあたりまえやん?元太は嫌がらせなん?》
まだデビューしていないグループに、当たり前とも言える質問を投げかけたことに“失礼だ”という声が寄せられていたのだ。芸能ジャーナリストは、今回のファンの心境をこう指摘する。
「彼らはそれぞれの前身のグループ時代からデビューを見据えて精力的に活動をしてきました。しかしその思いは叶わず。グループも再編成することとなり、デビューまでに時間がかかっています。今回松田さんは、デビューしていない彼らに対してのフォローのつもりで、質問を投げかけたのでしょう。ただ、別の言葉の使い方もあったかもしれませんね」
松田自身も2011年に旧ジャニーズJr.として活動を開始。2017年にTravis Japanが結成してから5年後にデビューし、長い下積みを経験している。KEY TO LITのメンバーが今感じている思いを痛いほど知っているはずの彼が、あえてデビューの話題に触れることは、作戦だったのではないかと捉える声もある。
「前身のグループでデビューに向けてがむしゃらだった彼らを見ていたファンにとっては、再編成は会社の意向なのではないかと、多くが違和感を抱いていました。今回の一部始終は、新グループとなった今もなお、同じくデビューへの熱意を持っていることを、テレビ画面を通じて事務所に訴えかける狙いがあったのではないかと勘ぐるファンもいますね。
実際にこの質問で《お願いします》と発言したメンバーもいます。松田さんの真意はわかりませんが……」(前出・芸能ジャーナリスト)
KEY TO LITメンバーがデビューしたい、という思いだけは本物だろう。