
2023年4月、愛知県内でロケに臨む堺。この日はカットがかかった後も真剣な表情を崩すことはなかった(写真・久保貴弘)
日曜劇場として放送された人気ドラマ『VIVANT』(TBS系)。その続編のキャストが10月21日に発表された。主演の堺雅人を筆頭に、主要キャストが再集結するという。
「ドラマは2023年7月期に放送されたオリジナル作品で、独自のストーリーと豪華キャストが話題となりました。モンゴルでおこなわれた大規模なロケは、1話あたり1億円の制作費がかかっているといわれ、日曜劇場の平均が1話3000万円ほどと考えても、かなり高額とされました。
続編については6月、朝の情報番組『THE TIME,』(同)に堺さんが生出演し、サプライズ発表しました。その際には『まだぜんぜん何も決まってない』『何も言えないです。すみません』と、詳細は明らかにしていませんでしたが、9月『女性セブンプラス』が、2026年7月に放送が内定していることを報じました。しかも、異例の2クール連続になるようです」(芸能記者)
21日に発表されたキャストは、堺雅人をはじめ総勢26名。そのなかには、阿部寛や二階堂ふみ、二宮和也など、前作でおなじみのメンバーもそろっている。Xでは、続編のキャストに歓喜の声が相次いでいる。
《VIVANT続編キャスト発表きたー!堺雅人さん、阿部寛さん、二階堂ふみさんに二宮和也さん、松坂桃李さんも!豪華すぎてもう期待しかない》
《前作かなりハマったので今から楽しみでたまらないです!》
その一方で、クラインクイン日に起きた事故への言及も、一部で見られた。
《VIVANTは見なきゃだけど、死亡事故とかあったけど問題ないのかな?》
《ちゃんと遺族への謝罪と補償賠償、被害者の方への謝罪と補償賠償全てきちんと済んだのかな?》
「事故については8月29日、TBSが正式に公表しています。8月27日、アゼルバイジャン共和国内で、撮影に必要な衛生設備品の運搬を現地制作会社を通じて依頼し、その配送を担当したトラックが、山間部の道路から転落したとのことです。この事故により、トラックに乗っていた52歳の男性ドライバーが死亡し、同乗していた48歳の男性も腕を骨折したといいます。
TBSは『現地での撮影においては、昨年より入念な下見をおこなった』とした上で、31日に撮影を再開しています。事故の影響で放送延期が懸念されましたが、予定どおりの放送となるようです。
アゼルバイジャンは都市部や主要幹線は整備が進められていますが、郊外や山間部では、日本に比べ舗装が荒れており、街灯や標識も少ない状態です、悪天候時には、視界や路面の状態は非常に悪くなります。当然、安全を優先してロケ地に選んだはずですが、不幸な事故が起きてしまいました。視聴者のなかには、死亡事故の件を思い出した人がいたのだと思います」(同)
安全第一で、撮影を続けてほしい。