
一世を風靡した特撮ドラマ『忍者戦隊カクレンジャー』(写真・公式サイトより)
10月21日、女優で、画家、幼稚園教諭としても活動する広瀬仁美が自身のXがを更新した。広瀬といえば、1994〜95年放送のスーパー戦隊シリーズ第18作『忍者戦隊カクレンジャー』(テレビ朝日系)で鶴姫/ニンジャホワイト役、1993年放送の東映不思議コメディシリーズ最終作『有言実行三姉妹シュシュトリアン』(フジテレビ系)では、三女・山吹花子(シュシュトリアン花子)役など特撮ファンにはおなじみだ。広瀬は、
《体調不良が続いていたのですが、本日より緊急の入院となってしまいました…しばらくの検査と治療が必要ということになってしまい…ドクターストップという形で仙台断念です。暫く治療に専念させていただきます》
と投稿。10月7日には《今月25,26仙台行きます!》と告知しており、ファンも反応していたのだが、断念した様子だ。
「広瀬さんは現在45歳。1993年に『有言実行三姉妹シュシュトリアン』でデビューしています。翌年に『忍者戦隊カクレンジャー』に出演し、特撮ファンの間で人気となりました。その後、数本のドラマに出演しましたが、1999年に事務所を退所し、芸能界を引退します。
一般人として結婚、5人の子宝にも恵まれ、幼稚園教諭をしながら画家としても活動。2009年に横浜でおこなわれたイベント『ワンダーランド・マーケット』では『カクレンジャー』出演者のサイン会が開催され、引退後初めてファンの前に姿を見せました。東映関連の番組や書籍に登場するようになり、活動再開。2010年の『天装戦隊ゴセイジャー』第19話にゲスト出演し、2012年には『海賊戦隊ゴーカイジャー』第45話で“カクレンジャーの鶴姫”役で登場。特撮関連のイベントに精力的に出演し、2025年から事務所に所属して本格復帰に至っています」(芸能記者)
緊急入院の詳細は明らかになっていないが、大事ではないことを祈るファンがXで心配の声を上げている。
《ファンはまた元気な姫に会えるのを、いつまでも待てますのでゆっくり治してください》
《鶴姫様が緊急入院とは…心配です!焦らずゆっくり回復に勤しんでください》
《鶴姫さまがご入院とのことでね、お元気な時にまさしく“お忍び”で書かれたサインのことを思い出したんだけれど。元気になったらまたこういうこともあるだろうから、みんなで広瀬仁美さんの回復を祈って書き込もうぜ。“行くわよ!”》
広瀬は、多くの特撮イベントでファンと触れ合ってきた。
「カクレンジャーで演じた鶴姫役は、戦隊シリーズ初の女性リーダー役でもありました。当時14歳で出演しており、共演者はニンジャレッド役で当時26歳の小川輝晃や、ニンジャブラック役で当時21歳のケイン・コスギなど年長者ばかり。最年少の広瀬さんが健気にリーダーを務める姿は、まさに“姫”でしたね」(前出・記者)
今年4月には『忍者戦隊カクレンジャー 第三部・中年奮闘編』のBlu-ray発売記念イベントに参加、当時と同じ衣装を来て出演者と笑顔でポーズを取る画像をアップしていた広瀬。しっかり療養して、元気に復帰して欲しいところだ。