博多華丸・大吉
10月24日のNHK『あさイチ』に、俳優の寛一郎が出演した。
放送中の連続テレビ小説『ばけばけ』で、トキ(髙石あかり)の最初の夫・銀二郎を演じている寛一郎。Xには「寛一郎さん」「銀二郎さん」だけではなく、「佐藤浩市」もトレンド入りした。寛一郎の父は佐藤浩市。そして祖父は昭和を代表する名優・三國連太郎だ。Xには、
《エッ!朝ドラの寛一郎さんって佐藤浩市さんの息子さんだったの!!初めて知った》
《寛一郎さんが佐藤浩市の息子って知らなかったし、佐藤浩市が三國連太郎の息子って知らなかった。まず三國連太郎をあんまり知らない 知らなくても寛一郎さんは素敵だ》
などと、驚く声も多数ある。
番組では『ばけばけ』のメイキング映像などが紹介されたほか、プライベートに関する話も。
小学校卒業の謝恩会では、父・佐藤と祖父・三國が朗読劇を披露。その脚本を書いたのが、佐藤の友人である三谷幸喜だったというエピソードが明かされた。
これには、番組MCの博多華丸・大吉もびっくり。思わず「リアル・ロイヤルファミリーだ」と、佐藤が出演中のTBS系ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』をからめる場面もあった。
その朗読劇は、寡黙な父が息子に大切なことを教えるというもの。寛一郎はそのときのことを
「世間一般には、三國さんとオヤジ(佐藤)っていうのは仲違いというか、あんまり仲がよくなかった。共演も一回しかなかったし、実際、プライベートでもそんなしゃべることがなかったので、その会話をここでする、僕は媒介者だったんだろうなっていうのを、小さいながらに感じていました」
と語った。
子どものころは「絶対、俳優にはなりたくない」と思っていたという寛一郎。周囲から「将来は俳優になるんでしょ」と言われ続けたことへの反発だったが、いつしか「役者をやりたい」という自分の気持ちに気づく。
そして、役者になる決心を伝えたとき、佐藤は「そうか」と一言いい、そっぽを向いたという。のちに、佐藤が三國に役者になると伝えたときも同じような対応をされたと聞き、「そのシーンの再現を、オヤジ自身が演じていたのかな」と振り返った。
「寛一郎さんは、2017年に俳優デビュー。2019年のドラマ『グランメゾン東京』にレギュラー出演して注目を集めます。2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では二代将軍・頼家の息子で三代将軍を暗殺する公曉を熱演し、話題となりました。
また放送中の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』にも浄瑠璃の太夫役で出演しています。今後も出演映画が続々と公開になり、いまもっとも注目を集める若手俳優のひとりです」(芸能記者)
『ばけばけ』ではトキと別れた銀二郎。出番はこれで終わりのようだが、SNSでは「銀二郎ロス」を嘆く声も多数ある。ラブコールに答え、再登場があるかも!?
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