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TBSドラフト特番、ライブ中継の少なさに「会場映して」SNSでファンの怒り…下位指名“軽視”の構成に不満殺到

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記事投稿日:2025.10.24 19:46 最終更新日:2025.10.24 20:09
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
TBSドラフト特番、ライブ中継の少なさに「会場映して」SNSでファンの怒り…下位指名“軽視”の構成に不満殺到

“見届け人”を務めた小泉孝太郎

 

 10月23日午後4時40分からTBS系で生放送された、『プロ野球ドラフト会議2025』が物議を醸している。

 

「番組ホームページなどでは『今年も3時間超えの生放送!! 運命の瞬間をリアルタイムで見届けよう!』の文字が躍っていました。実際、指名第一巡までは、たしかにドラフト会場のライブ中継だったのですが、2位以降はテロップすら表示されない状態で、番組が進行しました。会場の様子をじっくり見られると考えていた視聴者からは、怒りの声があがっています」(スポーツ紙記者)

 

 実際、Xでは

 

《下位指名まったく見せないね。ドラフト会議LIVEなんだよね》

 

《TBSよ、選手のエピソードとか別にいらないから早くドラフト会議の様子を映してくれ。2位とか3位の選手も見たいんや》

 

《TBSは、このドラフト会議の中継について謝罪しろ》

 

 といった声が投稿されている。スタジオでは“見届人”として、俳優の小泉孝太郎、解説に元ヤクルト監督の古田敦也氏、ゲストとしてアンタッチャブルの2人と関水渚が出演。TBSの江藤愛アナが進行役を務め、ドラフト候補者への密着VTRや、家族への生中継などが放送された。

 

「2024年までは、中居正広さんがMCを務めていましたが、2025年は小泉さんを中心に据えていました。密着系のスポーツドキュメンタリー『バース・デイ』や、スポーツニュースでの素材などをフル活用して“選手の素顔”のVTRが作られていました。しかし、その尺があまりに長かったせいか、肝心のドラフト会議の進行状況がわかりづらかったと指摘されています。とくに一巡め終了後は、指名選手の密着VTRが流れ続け、横浜高校の奥村頼人選手がロッテに3位指名されたところで、ようやくドラフト会場が映りました。選挙速報や地震速報のように画面分割するなり、テロップで状況を見せるなりすることも可能だったのでは、という声もあがっています」(前出・スポーツ紙記者)

 

 かつてドラフト中継といえば、静寂のドラフト会場に、当時パ・リーグ広報部長だった故・パンチョ伊東さんの名調子で「第1回選択希望選手……」の声が響く様子がおなじみだった。地味な画面では視聴率が撮れないということなのかもしれないが、視聴者の希望とマッチしていたのだろうか。

 

「“感動路線”に転向したことで、各球団がどの選手を指名するのかという、そもそものドラフトのおもしろさや、生中継の緊張感がなくなってしまった、という意見もありました。2025年のドラフトは、下位でもサプライズ指名が続出した興味深い年だったのですが、こうした魅力はあまり伝えられていませんでした。SNSでは、2026年以後、番組構成を変えたほうがいいのではという声が、数多く書き込まれていました」(同前)

 

 ファンは、緊張の瞬間を目撃したいと願っていたようだ。

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