10月25日、北村匠海主演映画『愚か者の身分』の公開記念舞台あいさつで、綾野剛がステージ上で滝のような汗をかいたことにファンは心配を募らせている。
「この日のあいさつでは、北村匠海さんら主要キャスト陣が登壇。その中で綾野さんが演じているのは、裏社会の運び屋で主人公の兄貴分・梶谷です。トレーニング帰りで出席していたという綾野さんは、すでにステージ上で汗だくになっており、ジャケットを脱ぎながら『暑くて。代謝が上がっちゃって』と苦笑いしていました」(芸能記者)
そのときの壇上での話題は、出演者がそれぞれ考える劇中のイチオシシーンだったのだが……。
「林さんはこれに対してに『剛さんの汗です!』と回答。続けて『筋肉量がすごいから、汗がすごい』『自力で汗をかけるんですよ。実は汗の質も変えられるんですよ』と、綾野さんの珍妙な特技についても明かしていました」(同前)
これに対して綾野は、ハンカチで汗を拭いながら「(筋肉の)増量期で、どうしても止まらなくて……」と“釈明”していた。さらに「体調が悪いわけではございませんので!」と会場に向かって呼び掛けていたという。
理由があるとはいえ、大量発汗について《本当に大丈夫なのか。もちろん体質とか緊張もあるけど》《心配だなあ》といった、健康を気遣う声がXで寄せられている。
もっとも俳優たちの異様な大量発汗のケースは珍しくない。芸能プロ関係者が語る。
「今年7月の映画『九龍ジェネリックロマンス』のジャパンプレミアでは、水上恒司さんが汗が止まらず途中退席。共演の竜星涼さんが『それだけ代謝がいいんだね』とフォロー。吉岡里帆さんもそれに続けて『いい筋肉の証』と応じながら、水上さんが戻るまでの時間をつないでいました。
2023年11月には、King & Princeの永瀬廉さんが映画『法廷遊戯』の舞台挨拶で2度も汗を拭くために退席したこともありますし、さらに遡ると2022年には、広瀬アリスさんも番組出演中やイベント出席中に汗が止まらなくなり、一時退場を余儀なくされています」
そして最も象徴的なのが、2016年に生放送された『土曜スタジオパーク』(NHK)での寺島進のケースだ。
「寺島さんは扇子を片手に登壇すると、放送開始からわずか1分で、顔面から滝のように大粒の汗が流れ、『まるで霧吹きをかけた状態に』なっていました。彼が持っていた扇子は、扇ぐ音がマイクに入ってしまうほどフル稼働。アナウンサーが扇子を取り上げたものの、それを寺島さんが奪い返すなど公開収録会場がピリついたこともありました」(前出・芸能プロ関係者)
この芸能プロ関係者はこうも語る。
「俳優たちは滝汗について『筋肉の増強期だから』『代謝がいいから』と説明されることが多いのですが、実際綾野さんは最近『腕がパンパンになってる』と言われるほど増量している様子です。
ただ、『大量発汗』の背後に体調不良や病気が潜んでいないとも限りません。それゆえ、ファンからは心配の声が上がってしまうのでしょう」
本人が否定しても、やはりファンにとっては少しの“異変”も気になるものだ。
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