
桐谷広人さん
日本テレビが10月27日、定例社長会見を開催。『月曜から夜ふかし』の名物キャラクター・桐谷広人さん、料理研究者のリュウジ氏をめぐる “囲い込み” 問題について言及。SNS上では同局の “出演制限” への批判が再燃している。芸能記者が語る。
「桐谷さんは10月14日、自身のXで、《夜ふかしに出て、他のバラエティは出演禁止になりました(いろいろ出ると視聴率が落ちるとのことで)》と投稿し、話題になりました。
またリュウジ氏も7月、『ヒルナンデス!』の不定期レギュラー時、他局の別曜日の番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演したことで、いっさいの連絡が来なくなったことを暴露。こちらも波紋を呼んでいました」
これに対して、日テレがついに公式に語ったというわけだ。
「同局の執行役員が、『そのお2人に関しても、それぞれ出演者によって都度検討させていただいております。今後もケースバイケースで、番組ごとに対応していきたいと考えております』とコメント。
さらに『同時間帯の番組に出る場合、ファンの方がどちらを見ればいいのかということもある。必ずしも出ないでほしいということではない。ケースバイケースで判断してご相談させていただいています』と説明しました」(同)
だが、この曖昧な答弁に、視聴者から批判や疑問の声が寄せられている。
《やっぱり日テレはヤバいよ 国分太一のこと言えた口じゃない》
《昔ながらのテレビ業界だからオールドメディアって言われるんだよ! リュウジさんの時から何も変わってねぇなぁ? 呆れるわぁ?》
《ケース・バイ・ケースて(笑)》
など失笑も漏れている。芸能プロ関係者が語る。
「『ケースバイケース』という言葉は、囲い込みの存在を実質的に認めているということです。もし囲い込みをしていなければ、この質問には『そのような指示は出していない』と否定すればいいわけですから」
この芸能プロ関係者は、会見の矛盾も突く。
「会見では、『同時間帯の番組に出る場合、ファンがどちらを見ればいいのか』と説明していますが、リュウジ氏の降板騒動を振り返ると、その説明そのものが成立していません。
リュウジ氏が出演したフジの『ノンストップ!』は水曜日で、『ヒルナンデス!』に頻繁に呼ばれていたのは月曜日です。
しかも、『ノンストップ!』は9時50分から11時30分までの放送で、日テレの『ヒルナンデス!』は11時55分から始まるため、時間帯も被っていません。
曜日も違えば時間も違うのに、なにを過剰に恐れているのかと、視聴者は疑問に思うでしょう」
桐谷さんの場合も、年に数回のスペシャル回の出演のため、他局への露出を “お願いベース” ではあるものの、通年禁じている。目先の数字のために、出演者の意向や視聴者感情を置き去りにしていないだろうか――。
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