
国分太一
人気番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)でのコンプライアンス違反が発覚後、番組降板と芸能活動の休止を発表し、表舞台から姿を消した国分太一。10月22日、日本テレビ側の対応に問題があったとして突然、日弁連に人権救済の申し立てをしたことが話題となっている。
「翌23日には、国分さんの代理人弁護士も会見をおこなっています。今回提出された申立書によれば、国分さんの降板を決めた日本テレビの対応に“瑕疵”があったという主張です。
日本テレビが国分さんに複数のコンプライアンス上の問題が発覚したと発表したのは6月20日ですが、弁護士によれば、国分さんは番組の打ち合わせと新しいプロデューサーの紹介という名目で、18日に日本テレビに呼び出されていたといいます。しかしふたを開けてみると、番組の打ち合わせではなく、コンプライアンス違反に関する事情聴取が行われたというのです。日本テレビ側には、担当者のほかに弁護士もいたということです。
身に覚えのあることを問われた国分さんがそれを肯定した直後、番組降板を通達されたといいます。国分さんの代理人弁護士によれば、コンプライアンス違反に関する質問は“誘導的”だったといい、降板を含む一連の流れは、国分さんとしてはとうてい納得できないものだったのでしょう」(スポーツ紙記者)
このニュースが報道されると、SNSには「往生際が悪い」と国分を批判する声が上がる一方、「日本テレビのやり方に疑問を感じる」と、局の責任を問う声も上がった。
だが、これに黙っていなかったのが日本テレビだ。会見後、同局は「誠に遺憾であり、強く抗議いたします」と強い言葉で声明を発表している。10月26日、日本テレビの福田博之社長らが国分の代理人弁護士らの主張について言及した。
「福田社長は『大変戸惑っております』とコメントしており、『代理人がおっしゃるような、誘導的尋問やだまし討ち、そういった表現には全く当たらない』、『適正なものだった』などと、国分さんサイドの主張に反発していました。さらには『一連の言動に不信感を感じざるを得ない現在のままでは、なかなか対話に応じることは難しいのかなと』とし、言葉の端々から明らかに憤っているのが伝わってきました」(芸能記者)
日本テレビvs.国分太一という対立構造が鮮明化した、両者の会見。日本テレビ関係者は、このように怒りを露わにした。
「国分さんの代理人弁護士の会見を見て“ケンカ売っているのか”と思いましたよ。率直に言って、国分さんには怒りを覚えました。書面や対面などで連絡を取っていて、今後について協議を続けていた最中に突然、申し立てをおこなってくるなんて……。これからこの問題をどう処理するか詰めている最中なのに、あまりに仁義を欠いていますよ。
代理人によれば、国分さんは『自分がおこなったことの答え合わせをしたい』『日本テレビのいう“被害者”のプライバシーにも十分配慮しながら関係者に謝罪をしたい』と話しているようですが、加害者と被害者を接触させるようなことがあれば、事態がより悪化することは目に見えていますから、こんな要求は当然のめません。自局に被害者がいるとも報じられている以上、守らねばなりませんから」
国分サイドは、こうした怒りをどう受け止めるのだろうか。
![Smart FLASH[光文社週刊誌]](https://smart-flash.jp/wp-content/themes/original/img/common/logo.png)







