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『さんま御殿』の宝塚特集、「笑い話で語っていいの?」疑問の声…2年前に俳優死亡、パワハラ14件認定

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記事投稿日:2025.10.29 15:30 最終更新日:2025.10.29 17:02
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
『さんま御殿』の宝塚特集、「笑い話で語っていいの?」疑問の声…2年前に俳優死亡、パワハラ14件認定

明石家さんま

 

 10月28日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)が大きな反響を呼んでいる。

 

 この日は「タカラジェンヌSP」で、紫吹淳、遼河はるひ、紺野まひるら10人の宝塚出身タレントが出演。特に盛り上がったのは、宝塚ならではの「謎ルール」で、「両親とは離れて歩く」「宝塚内部のことは家族にも話してはいけない」「予科生は咲いている花を飾ってはいけない」「上級生を見下ろしてはいけない」などの驚きのエピソードが次々と飛び出した。

 

 Xでは

 

《元タカラジェンヌご出演のさんま御殿、想像以上の面白さ》

 

《さんま御殿のタカラジェンヌたち、やっぱりかっこよすぎてもうやばい最高だった》

 

 などの声が多数。ただ、その一方では

 

《宝塚のイジメはなかったように話してるけど、所々に闇が出てくるなあ》

 

《上下関係が問題だって結論に無理矢理したのに笑い話として語っていいの?》

 

 と、疑問の声も少なくない。

 

「2023年9月、宝塚歌劇団の宙組に所属していた劇団員の女性がマンションから飛び降り亡くなっています。遺族側は、劇団内でのいじめやハラスメントが原因だと主張しましたが、歌劇団は当初これを否定。しかし、2024年3月になってパワハラがあったことを認め、遺族に謝罪しています。

 

 歌劇団が認めたパワハラは14件にものぼります。上級生がヘアアイロンで女性の顔に火傷を負わせたことや、人格を否定するような言葉を浴びせたこと、過重な労働など、女性を追い詰める数々の行為が明らかになりました。その背景には、歌劇団が持つ閉鎖性や厳しい上下関係など、旧態依然とした体制があったことは明確です」(芸能記者)

 

 事件後は、株式会社に改組するなど内部統制の改革に取り組んでいる宝塚歌劇団。しかし、バラエティの話題にするのは早すぎたのかもしれない。

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