明石家さんま
10月28日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、元タカラジェンヌが明かした謎のルールが話題となっている。
今年創立111周年を迎えたという宝塚歌劇団。その記念でOGが集結し、在籍時代の厳しいルールが次々と明かされていった。
「その中で元『月組』娘役スター・ゆいかれんさんが暴露したのが、宝塚音楽学校在籍時に存在した衝撃ルールでした。これには明石家さんまさんも絶句していました」(芸能記者、以下同)
それは持ち物に書く自分の名前にまつわる決まりだった。
「ゆいさんによれば、持ち物すべてに自分の名前を書かなければならなかったそうなのですが、その字体は生徒全員、全て同じでなければならなかったというのです。それに対し、さんまさんは『ウソやん!』と仰天。続けて、ゆいさんは『全部同じ字体じゃなきゃいけない。なので同期の1人、2人ぐらいが全員の何百足という靴下の裏に名前を……』と暴露すると、さんまさんは『1人が書かなアカンの?』とア然。しかも下の名前だけではなく、フルネームで書くことが求められていたといいます」
さんまは「靴下にフルネーム!?それ同じ字体で書かなアカンの?」と何度も確認していたが、このルールに対してXユーザーは一斉に反発。
《さんま御殿の宝塚のやつ見てるけど、一人が全員の私物に名前書くって言ってイジメじゃんって思った》
《それ、ただのイジメとかじゃないの》
《イジメられて夢諦めた子どれだけおるんかなぁと思ってしまうな》
不可解なルールにドン引きする声があふれた。また、ゆいかれんは在籍時代、外出時に私語や笑顔を慎み、親と出かける時は常に2メートル以上距離をとって歩いていたことを明かした。
「さんまさんが『だから、なぜ私語厳禁になるわけ?』と疑問を投げかけると、元『星組』トップスターの紅ゆずるさんは『(学校には)15から18の子が入ってくるんです。何も知らない子たちが入った時に、それぐらいにしないとできないんですよ』と説明していました」
これについて芸能プロ関係者が語る。
「こうした厳格な“しつけ教育”は、舞台で想定外のハプニングが起きても制御を効かせるための“規律訓練”という側面があるようです。
ただ、今回の“イジメでは”という反応が起こるのは仕方ない面がありますよね。2023年に宝塚宙組の娘役・有愛きいさんが自死したことは記憶に新しい。その後、深刻な長時間労働や上級生による“パワハラ”や“イジメ”が報じられました。そのため、視聴者は笑って流すことができなかったのではないでしょうか」
バラエティ番組で扱うテーマだったのか、問われるべきかもしれない。
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