
timeleszの寺西拓人(本人の公式Instagramより)
10月29日、8人組アイドルグループ・timeleszの寺西拓人が“巻き込まれ事故”に見舞われ、ネット上で物議を醸している。
寺西は2024年にNetflixで配信されたオーディション番組『timelesz project -AUDITION-(通称・タイプロ)』に参加。2025年にみごと合格し、timeleszの正式メンバーとして加入した。
もともと寺西は2008年、旧ジャニーズ事務所に入所しており、長年にわたり俳優として舞台やドラマに出演してきた実力派だ。満を持してグループ入りを果たしたことで、注目度は一気に全国区へと拡大した。
「オーディション中から“国民の彼氏”と呼ばれるほどの人気ぶりで、合格後はグループ全体の話題を押し上げる存在になっています。清潔感と誠実さを兼ね備えたイメージが多くの支持を集め、timeleszを支える大黒柱ともいえるでしょう」(芸能ジャーナリスト)
そんな寺西の勢いは止まることを知らず、加入後も数々の雑誌で表紙を飾ってきた。
「ここ数週間だけでも『Men’s PREPPY』、『BEST STAGE』、『Stagefan』などの表紙を立て続けに飾り、ファンの間では喜びの声があがっていました。しかし、ファンの一部がこの現象を『同時多発テラ』と名づけたことで、思わぬ方向に議論が広がってしまっています。“テラ”は寺西さんの愛称ですが、『同時多発テロ』を連想させる呼び方に、批判の声があがったんです」(同前)
Xでは《不謹慎だね》《やめて欲しい》《ここで出されてる寺西くんも可哀想》
といった意見が相次いだ。
「同時多発テロとは、2001年9月11日にアメリカで発生した一連のテロ事件で、旅客機4機がハイジャックされ、世界貿易センターや米国防総省に突入させた大規模なものでした。約3000人が犠牲となり、世界中に衝撃を与えました。
たとえば韓国では、選挙の時期にアイドルが色や数字で政治的意図を連想させただけで、批判されることがあります。社会的事件を連想させる言葉は、誤解を招く危険性があります」(スポーツ紙記者)
今回の件は、寺西本人が発言したわけではなく、ファンの表現がきっかけで起きたものだ。芸能ジャーナリストはこう指摘する。
「本人に責任はありませんが、SNS時代ではファンの言葉もアーティストのイメージに直結する可能性もあります」
好調な活動の裏で起きた“行き違い”。人気拡大の一方で、ファンの姿勢も問われている。
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