
一部がこげてしまった衣装で寄席に立つ林家ペー(写真・保坂駱駝)
9月19日、東京・赤羽の自宅マンションが火災にあったタレント林家ペー・パー子夫妻。騒動から約1カ月が経った10月25日には、ABEMA密着番組『NO MAKE』に林家ペーが出演。火災後の現状と、賠償金を支援してくれた仲間について語り、話題となっている。
「今回の番組では、いまだ火事のショックが癒えていないことを理由に、自宅での取材は今回が最後だと明かしていました。火事現場での取材も15分という時間制限を設けて出演。神妙な表情をしたぺーさんは、トレードマークのピンクの衣装を着用し、気丈に応じていました」(テレビ局関係者)
今回火事にあった自宅は、パー子の兄から譲り受けたもので、火災保険の再加入の手続きしていなかった。さらに、賠償やリフォームなどで多額の費用がかかるが、貯金もないという苦しい懐事情を明かした。そんななか、芸能界から支援があったという。
「支援してもらったというタレントの名前を次々とあげていったペーさん。落語家の林家たい平さんをはじめ、師匠だと慕う郷ひろみさん、マツコ・デラックスさんなど、さまざまな人からサポートされたようです。
さらに、『松本明子ちゃんだって、松村(邦洋)君だって。うちなんか、テレビに出てないでしょ、それなのに、そういう人たちがお金を(支援してくれた)』と感謝していました」(同)
支援のおかげで、現在は金銭面の不安が徐々に解消されていると話したペー。そうしたなか、ひときわ注目されたのが、松本明子だった。
《松本明子って超倹約家でケチなイメージあったけど、知り合いのピンチに金出せるのカッコ良いな》
《松本明子さんはお金の使い方を知ってるね。見習わないと》
芸能界きっての “ドケチ” で知られる松本。そんな彼女の行動に、拍手喝采が集まっているのだ。
「松本さんは、自他ともに認める倹約家です。雑誌『クロワッサン』のインタビューでは、祖母や母が締まり屋だったため、幼少期から節約の習慣が染みついていると語っていました。
お昼の情報番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の企画『ドケチ隊が行く!』にもゲスト出演し、自身で編み出した節約術などを話すなど、そのノウハウが話題になったこともありますね」(同)
松本家では、家族には必要なときに必要な分だけお金を渡し、レシートを提出してもらうなど、徹底したルールが設けられている。だが、じつは自分にはお金をかけないが、人のためには惜しまない主義だという。
実際、先のインタビューでも《知人の舞台の差し入れや大切な人への贈り物には奮発します》と明かしている。日頃はお金を節約し、ここぞというときにお金を使うわけだ。今回の林家夫妻への支援も、松本の “ギブ精神” からの行動だったのだろう。見習いたいドケチ根性だ。
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