
2026年に公開予定の織田裕二が主演を務める映画『踊る大捜査線 N.E.W.』。物語の詳細や出演者などはいまだベールに包まれているが、映画の“ワンシーン”が思わぬ形で知れ渡ることになった。
「10月27日早朝、新宿・歌舞伎町のライブカメラに、織田さんの姿が映りこんでいたのです。おなじみの緑のモッズコートを羽織り、スマホを構えたたくさんの人に追いかけられていました。同日のXでは、一般ユーザーが撮影した織田さんのロケ写真も多数投稿されており、『踊る大捜査線』の撮影と見られていました。
そして31日、『踊る大捜査線 N.E.W.』の公式Xが《青島俊作が400人のエキストラに追われながら新宿の街を疾走する大迫力のシーン》として、全力疾走する織田さんの姿を投稿。話題になった歌舞伎町での撮影もこの場面だったのだと思われます」(スポーツ紙記者)
フジテレビ系の連続ドラマとして始まった同シリーズでは、織田演じる警察官・青島俊作が、警察内部の縦割り社会や上下関係など、さまざまな人間模様や事件に巻き込まれる。1997年に第1シリーズが放送されて以降、長年にわたって高い人気を維持してきた。
「2012年の映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』を最後に制作されていませんでしたが、2024年に柳葉敏郎さんを主人公にした2部作映画『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』が公開され、同年12月に織田さんを主人公にした新作が発表されたのです。年明けにフジテレビの騒動が社会的に注目を浴び、『踊る大捜査線』への影響も懸念されましたが、撮影は順調に進んでいたのでしょう」(芸能記者)
人気作の復活情報が報じられると、Xでは
《青島が本当にこの世界に生きている気がする》
など、歓喜の声が続出。さらに、
《よくあの年でこんな早く走れるなぁ》
などと、織田の“ダッシュ力”に驚く声も聞かれていた。
「57歳の織田さんですが、映像を見ると衰えをまったく感じさせません。織田さんは9月18日の『世界陸上2025』(TBS系)のスペシャルアンバサダーを務め、その中継の合間の雑談ではコロナ禍の自粛期間中、トレーニングをして肉離れになったエピソードを明かしていました。自宅で走り込みをしていたようですが、ストイックな姿勢に驚いた人も多かったようです」(前出・芸能記者)
長らく、織田は同作品の主人公で熱血漢・青島のイメージで認知されてきた。ただ、2023年のドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官』(テレビ朝日系)に出演した際は、新たな一面を見せていたという。
「裁判所の命令で財産の差し押さえをおこなう『執行官』を描いた同作で、織田さんは伊藤沙莉さん演じる主人公のバディ役を演じました。ただ、彼が演じたのは、走ると息切れしたり、腰を痛めたり、犬が苦手でビクビクするなど、冴えない中年男性だったのです。ただ、SNSでは『こういうかわいいキャラもハマる』と、“ダメおじ”演技を絶賛する声があがり、いい意味でこれまでのイメージを脱却しました。今回、再び青島役を演じるので、新たな一面に期待できそうです」(同前)
事件は会議室ではなく、歌舞伎町で起きている?
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