
和田アキ子
和田アキ子が、11月2日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、来年3月での番組終了を発表。SNSが騒然となっている。芸能記者が語る。
「この日の終わり間際、和田さんは神妙な表情で『お時間いただきます』と切り出すと、番組が先月40周年を迎えたことを報告しつつ、『私はずっと前からこの番組に関しては、自分なりにしっかりと区切りを付けたいと思っていました』と言及したのです」
番組40周年を目標に続けてきたという和田は、「(40周年を)迎えることができて、あっ、これがいちばん良いタイミングだなと思って、今日発表させていただきます。『アッコにおまかせ!』は来年の3月をもって終了とさせていただきます」と告げたのだ。
1985年10月のスタート以来、40年間にわたって日曜昼の定番番組として親しまれてきた長寿番組の突然の幕引き報告。
X上では、こんな声が寄せられている。
《北口榛花へのトド発言など失言が多かっただけに、「もっと早く決断できなかったのか?」と正直思わざるを得ない。》
《北口榛花選手へのトド発言辺りでもかなり暗雲が漂っていた》
《トド発言が切り取られた時にすわ終了かとなった》
このように、今回の幕引きに、“あの失言事件”からさらに逆風が強まったと考える視聴者も多いようだ。
「かつては『芸能界のご意見番』として歯に衣着せぬ発言で共感を呼んでいた和田さんですが、ここ数年は配慮を欠いた発言が目立っていました。最大の波紋を呼んだのが2024年8月、パリ五輪陸上女子やり投げ金メダリスト・北口榛花選手への“トド発言”です。
和田さんは北口選手に対して『なんかトドみたいなのが横たわってるみたいな。かわいい』とコメント。これに対して『容姿をバカにしている』と批判が殺到し、翌週の放送では彼女自らが謝罪に追い込まれていたのです」(芸能プロ関係者)
配慮の欠如とともに、忖度と捉えられた発言や、軽率ともとれるコメントもたびたび取りざたされてきた。
今年2月の放送では、フジテレビの日枝久取締役相談役(当時)の進退について、「(日枝氏に)辞めたほうがいいとは軽々しく言えない」「今日来ている出演者、なんの関係もないんですよ。この人が辞めるっていうことに」とスルーした。
4月にはドジャース・大谷翔平選手の第1子誕生を報告するInstagramコメントに「グラミー賞でもアカデミー賞でも台本があるんですよ」「大谷さんぐらいになると、コメントする人も、(彼のことを)すごく理解をされている人なんだよね」と、まるで“ゴーストライター”が考えて書いたと言わんばかりの主張。これには和田も、即謝罪している。
「同番組はバラエティとはいえ、社会問題を扱う番組での発言は、時事問題への深い理解が求められます。和田さんは生放送の直前に、今日どんなことを扱うかスタッフから聞かされて把握していたようですが、それでは軽率な発言が増えて当たり前。しかもSNSで発言が拡散する時代です。“ご意見番”としての資質を疑う声も多く上がっていました」(前出・芸能プロ関係者)
和田も「40周年」という区切りを終了の理由に告げていた。だが、すでに自ら限界を悟っていたのではないたろうか。
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