
和田アキ子
11月2日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、番組が来年3月で終了すると発表された。
「発表は番組のエンディングで、『和田アキ子から皆様にご報告』として本人の口から行われました。和田さんは《私はずっと前からこの番組に関しては、自分なりにしっかりと区切りをつけたいと思っておりました。そして40周年を目標にしておりましたが、迎えることができて、これが一番良いタイミングだなと思って、きょう発表させていただきます》と語り、視聴者へ感謝のメッセージを伝えています」(スポーツ紙記者)
『おまかせ』は1985年10月にスタート。10月5日には放送開始40周年を記念して、明石家さんまをゲストに迎えた2時間の特番も放送された。
40年という節目での番組終了に対し、惜しむ声が聞こえる一方、X上では“遅すぎる”といった声も少なくない。
《遅い遅すぎるこれがオールドメディアの浅はかさ》
《無理に続けて晩節汚しまくったな》
《80〜90年代まではゲストトークや出張コーナーもあったが、2000年代はワイドショー的な話題ばかりで段々飽きられてしまったな》
こうした声が相次ぐ理由を放送作家が指摘する。
「このところ、『おまかせ』は時事ニュースを深堀りするワイドショー的な構成となっていました。和田さんは“芸能界ご意見番”としてニュースに歯に衣着せぬコメントをすることでおなじみでしたが、近年はトンチンカンな“失言”や“暴言”も目立っていました」
とくに大きな問題となったのが2024年8月に、パリ五輪で活躍した女子やり投げの北口榛花選手への“トド”発言だった。
「競技の姿勢をキープするために休憩中に寝転がる北口さんの姿を、和田さんが『トドみたいなのが横たわってるみたいな。かわいい』と発言しました。これが大問題となり、和田さんは謝罪に追い込まれ、『リスペクトが足りなかった』と釈明しました」(前出・放送作家)
和田の発言ばかりでなく、2024年7月7日の放送では東京都知事選挙の特集で“誤情報”を拡散してしまった。
「投票の方法について宇内梨沙アナウンサーが『漢字を間違うと無効になってしまう』と解説したのですが、これは誤りで、ひらがなやカタカナでも候補者が特定できれば有効となります。同日の生放送中に謝罪と訂正がおこなわれていますが、ネット上では“アッコにデマかせ”といった批判も受けました」(前出・放送作家)
とはいえ、40年続いたという事実は称賛に値するだろう。
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