
国分太一
11月2日放送の『ザ!鉄腕!DASH!』(日本テレビ系)の中で、番組に出演してきた農業指導者・三瓶金光さんが亡くなっていたことが明らかになり、惜別の声が寄せられている。
この日は25年目の稲刈りということで、城島茂、松岡昌宏、なにわ男子の藤原丈一郎らが登場した。
「松岡さんが『金光さんも喜んでくれているから』と声をかけると、画面に『三瓶金光さん(享年94)7月11日永眠されました。ご冥福をお祈りいたします』というテロップと、金光さんの顔写真が出たんです」
これを見た視聴者は一斉に反応。《ご冥福をお祈りいたします》と追悼コメントがあふれた一方で、
《鉄腕ダッシュもはや原型をとどめてない》
《まだ鉄腕DASHって番組を続けてる意味がわからん》
《鉄腕DASHが、いろんな意味で残念で、もう、見る気がしない》
と、番組を見るモチベーションの低下を訴える声も出た。芸能プロ関係者がこう語る。
「『DASH村』で有名な農業指導者といえば三瓶明雄さんですが、三瓶金光さんは“炭焼き名人”としてTOKIOを指導してきました。そのTOKIOの中での炭焼き担当は、あの国分太一さんでした。しかし現在、国分さんはコンプライアンス違反を理由に活動を自粛中。次々と『鉄腕DASH』で活躍していた人材が減り、TOKIOがさまざまなことに挑戦していくという“原点”が失われていくことに、番組ファンは複雑な思いで見ているようです」
かつて番組ではこんな光景もあったという。
「国分さんは、かつて浪江町にあったDASH村の雑木林でナタを振り下ろし、炭の材料となる木を切りながら『ほら、だいぶうまくなったでしょう』と自らの成長を誇らしげに言っていました。これに金光さんが、『自分の手、切らねえようにな』と声をかける場面もありましたね、まさに“DASHらしい”シーンでした」(前出・芸能プロ関係者)
「DASH村」の企画が始まったのは2000年夏。荒れた田畑を耕し、古民家を修復。山村を作り上げ、最後は日本地図に載ることを目的としてスタートした。
「しかし、東日本大震災を契機にDASH村は事実上継続困難となり、『DASH村』が醸し出していた牧歌的な温かさは番組から失われました。そして現在、国分さんのトラブルは波紋を広げ、TOKIOは解散に至りました。また、後輩として番組に参加していたAぇ! group・草間リチャード敬太さんの不祥事など、混乱は続いています。もはや番組を続ける理由が見当たりませんね」(前出・芸能プロ関係者)
これから『鉄腕DASH』はどこに向かうのか……。
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